移動平均線を設定する際に、最適な期間設定が分からず苦労した方も多いと思います。この問題は以下の2つで解決をすることができます。

  1. 【一般的に多用される期間設定を知る】
  2. 【設定を個別に検証する方法を身に付ける】

冒頭の動画では、移動平均線を活用するための一般的な注意点を述べるとともに、本講義で説明する内容をまとめてみました。

 

期間設定に唯一の正解は無い

実は移動平均線の期間設定に「唯一の正解」はありません。なぜなら移動平均線と一口に言っても、種類が幾つもあるためです。

  • 単純移動平均線
  • 指数移動平均線
  • 加重移動平均線 等々

これらの移動平均線の種類に加え、以下のような変数も加わってきます。

  • 期間設定(短期/中期/長期)
  • チャート種類(ローソクかポイント&フィギュアかなど)
  • 対象の相場(FX/株式/インデックス)

つまり100人のトレーダーが全て同じ移動平均線の設定を使うと考えることは現実的ではなく、移動平均線の設定にも唯一の「絶対的な」正解は無いということになります。

受講生の方からも、このトピックについて質問を頂いたので、抜粋をしてみます。

 月足と週足での移動平均線の期間設定について

現在の期間設定は テキスト通りの3通りで設定していますが、月足や週足を見るときでも同様の期間設定でよいのでしょうか? 一般的には、月足(24、60)、週足(26、52)の設定をよく耳にするのですが、機関投資家は 一般的に、どの期間設定で、月足や週足を見ているのか教えてください。(KBさん)

冒頭で述べたように、この質問に対しては「一般的に多用される期間設定」を知った上で、「個別に検証」していくことで対応できます。

特に後者は「自分にとっての正解を見つける方法」と言い換えることもできます。

自分だけの正解を見つける道筋さえ身に付けておけば、時代や相対する相場の種類が変わったとしても、どのような相場でも最適な移動平均線の設定を見つけ、その強みを活かして行くことができます。

ぜひ、「あなただけの正解」を見つけ出す能力を身に付けてくださいね!

▼ 講義の続きはこちら:

プロトレーダーが使うテクニカル分析・実践編v3.0
http://pro.cocosta.jp/technical_strategy_professional_price-action

 


TORU_COCOSTA
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40代からの自由な時間と収益を作るトレード教育を行っています。ビットコイン / ゴールド / 外国為替 の取引方法が学べる「ココスタ」運営(受講生4,800名)。現役トレーダー / 米CMT検定1級保有 / ビットコイン研究所ライター / 株式会社ファム代表取締役。受講に関するご質問など、気軽にお問い合わせください。

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