ローソク足を制するものがトレードを制する理由


株式であろうと、E-miniであろうと、商品先物であろうと、FXであろうと、今の時代に有利な意思決定をするために最も必要な技術がローソク足以外にあり得ません。なぜなら最も多くの参加者が見るチャートは「ローソク足」であり、最も見られているチャートこそ最も価格に影響力を与えるからです。


相場の方向を知るためには、最も多くの参加者が見るチャート設定を再現することが欠かせません。

なぜなら、より多くの人がチャートを見て「下がる!」と思って行動すれば下がり、「上がる」と思い買えば「上がる」のが相場だからです。

そして利用者数が圧倒的なMT4(メタトレーダー)でも、利用者が急増中のTradingViewでも、チャートの標準設定はローソク足。つまり最も多くの人が見ている「ローソク足」を制するものが、トレードを制するのです。

ところが、日本でローソク足分析と聞くと、400年も前の米相場で使われた古くてカビの生えた古文書のイメージがつきまとってしまい、使えないとのレッテルを数多く貼られています。

残念ながら、それは半分正しく、半分は間違っています。

ローソク足パターンだけを手がかりにトレードをしても、ほとんどの場合はダマシにあってしまい成果は上がりません。

それよりも、ローソク足の真価は形成過程の後ろにある相場参加者の心理状態を知ることで発揮されます。

例えば下のチャートは日経225の終値だけを拾った折れ線グラフで表示したものです。

日経平均を折れ線グラフで表示したもの

日経平均を折れ線グラフで表示したもの

分かるのは、なんとなく下に一度抜けたことと、値段が横に伸びている、、、という程度でしょうか。次はバーチャートです。

日経平均をバーチャートで表示したもの

日経平均をバーチャートで表示したもの

少し違う情報が見えてきましたね。真ん中の下抜けした赤色のバーが一番目立っていますが、まだ買い圧力と売り圧力のどちらが強いのかが、いまいちビシッと見えません。

最後はローソク足チャートを表示してみます。

日経平均をローソク足チャートで表示したもの

日経平均をローソク足チャートで表示したもの

ずいぶんとハッキリ見えてきました。書くと長くなりそうなので、説明は動画に任せることにします。

なお、動画講義の中で、なぜ欧米では使いづらいバーチャートが長く採用されていたのか、少しだけ業界の都合に触れています。まさかそんな理由で、、、ですね。


ローソク足の講義がリニューアル!

ローソク足の講義は、8月5日にリニューアルし、内容を大幅に追加しました。値段は8月末でUPしますが、それまでは据え置き中ですので、お早めに!

→ ローソク足の講義詳細

 

まとめ

  • 純粋にローソク足は情報が視覚的に分かりやすい
  • 最も多くの市場参加者が見るチャートが、今はローソク足
  • 欧米トレーダーも今はローソク足を使う
  • 相場参加者と同じ材料で判断するのが相場の基本
  • よって「ローソク足を制するものは相場を制する!」

About The Author

佐々木徹 (ささきとおる)

欧米式のトレード方法を紹介する「ココスタ」運営責任者であり、現役トレーダー、起業家、マーケティング・ストラテジストでもある。米国テクニカルアナリスト協会公認資格CMT検定1級を保持。2100名を超える受講生をもち、2014年にはUdemyで日本人初のトップ15講師入り。株式会社ファム代表取締役。講義一覧はこちら。