大惨事に直面すると、人の思考と体は固まる本能があります。そんな時に対処する簡単で現実的な方法をER(緊急救命室)責任者に教えてもらいましたので、シェアしてみます。

危機を目の前にした人間の心理状態については、こちらのブログが参考になります。

抜粋:

人間の危機の対処は3つのプロセスを踏む。

  • 危機に直面すると、人間はまず「否認」する。「こんなことが起こっているはずがない」と、目の前の危機を全否定
  • あるところで危機の甚大さに気づき、次は、取るべき行動を考える「検討」プロセスに入る
  • そして検討結果を「実行」

ところが、「気づき」の後は、かなりの人が「全身から力が抜けて体が動かない、頭もぼーっとなって何も考えられない」という「茫然自失状態」に陥ってしまう。

では、この思考停止・行動停止状態となってしまったとき、どう対処したら良いのでしょうか。

ER責任者を務める方から教わった方法が極めて現実的かつ効果的です。

 

ERが緊急事態を乗り切る方法

ERは緊急救命室と名がつく通り、命の危険が迫っている患者さんが運び込まれてきます。交通事故で目を覆うような怪我をした人、火事で全身大やけどをした人、刃物で切り傷を負ってしまった人など。。。

緊急救命室

一方で、危機に面して動かなくなる人間の本能はERナースといえど一般人と同じく埋め込まれているから、何もしないと思考が停止して体が動かなくなってしまう。

そんなときは、心の中で「動け!」と大声を上げる。

一回で効かないときは、2度3度、「動け、動け、動け!!!」とやる

すると、そこで手がまともに動き始めて治療を始めることができるそうです。

ベテランERの彼でさえそうですから、新人ERなどはなおさらなのでしょう。

 

トレードに当てはめると?

この「自分に叫ぶ」コツは相場でも適用することができそうです。

  • 全く想定していなかった動きでピンチに陥ったとき
  • 突然、思いもよらなかったチャンスが降ってわいた時

そうした「突然の変化」に出会った時、何もしなければ人間の本能が前に出て思考停止、体も動かない状態になり行動が遅れてしまいます。

目の前で起こっている事柄に何かの理由を見つけようとしてしまい、その間にアクションを起こす機会を逃してしまうのです。

だから、そんな時には「動け!」と心の中に叫ぶ。

周りに人がいなければ、本当に「動け!」と叫んでもいいでしょう。

すると、不思議と思考と体が動き始めていることに気付きます。

 

最後に:

もちろん、トレードで思考停止にならない最良の方法は、値段が「ああ動けば、こうする」というシミュレーションを事前に組んでおくことですが、それでも想定外が起こるのが相場。そんな時には「うごけっ!」て叫んでみてくださいね!

ハッピー・シャウティング!


佐々木徹 (ささきとおる)
佐々木徹 (ささきとおる)

佐々木徹(ささきとおる)・・・トレード教育者。暗号通貨・コモディティ・為替まで取引方法が学べる「ココスタ」の運営責任者であり、トレーダー、起業家、マーケティング戦略家。4,000名超の受講生をもち、「時間と収益を自分で作り出す人を増やす」をライフワークとする。「ビットコイン・ブロックチェーンスクール」では投資部門担当。英語圏向けYouTubeチャンネル「BitcoinGeekend」では購読者が2,800名を超える。株式会社ファム代表取締役。