デール・カーネギー氏から学ぶトレード成功の条件は?

あなたは結婚式でスピーチをしたことがありますか?人前で話をするのは緊張しますよね。

世界ベストセラーの「話し方入門」(デール・カーネギー氏)によれば、スピーチの成功は、どれだけ準備できたかが全てだそうです。さっそく偉人の知恵を覗いてみましょう。

じっと座ったまま、30分でスピーチをでっち上げようなどと思わないこと。スピーチはステーキのように注文に応じてすぐ作れるというものではなく、自ずから成長すべきものだ。

テーマを早めに決め、空き時間にそれについて考えを深めよう。寝ても覚めても温め続けよう(中略)。

考えやヒントなどは、なんでもないとき・・・入浴中や車を走らせる道すがら、ディナーが運ばれるのを待つ間などに、ふっと浮かぶものだ。

これは、あのリンカーンを始め、スピーチの達人はだれもが使ってきた方法である。

(D・カーネギー著書 話し方入門から)

 

人を感動させるスピーチは、準備の時間と熱意に加え、誰も持っていない自分だけの体験談などから育てていくことで、始めて完成に近づくということですね。

私が会社勤めをしていたとき、社員さんの前でスピーチをして一番反応が良かったのは、学生時代に20万円も突っ込んで速聴マシンを買い、結果早口になっただけだったという経験談だったことを思い出します。(参考記事:20万円で買った言葉

失敗した経験などは、他の誰も持っていない財産なので、それを使うと興味を持ってもらえるそうです。恥ずかしがって出さないのは損だということですね!

 

トレードで成功に近づくためには、、、準備・準備・準備!!

スピーチと同じで、トレードでも準備が成功に必要なものであることは、誰しも理解していることではないでしょうか?

ただし一つだけ違うのは、こっちはパソコンを立ち上げると、いつでもクリック一つで入ってしまえるところですね。

そんなときには、冒頭のカーネギーさんアドバイス、「30分ででっち上げようなどと思わないこと」が参考になるかもしれません。

正直なところ、私も含めトレードを主たる業務にしている人は、ずーーーーーーっとマーケットのことを考えてます。

朝起きても、シャワーを浴びてても、走っていても、犬と散歩をしていても、娘の宿題を見ていても、休みで山に行っていても、何もかもがトレードに結びついていきます。

ずーーーーっと準備を続け、自分が狙い、待ち構えている獣道に獲物が走り込んできたときだけ、さっと狙ってドンと撃つ。討ち取ったら、ボスキャラが登場してくる前に、さっさと撤収してその場を離れる。

獣道を選ぶのも、獲物の種類を決めるのも、撤収する手順も、撃つための道具を決めて、発注して、セットアップして、微調整しておくのも、全部準備です。

まして、それだけやっても相手があることだから、成功は保証されていないわけです。

だからこそ、30分ででっち上げようと思わないことが必要なのかもしれません。

「備えあれば憂いなし」というとおりで、常に準備は整えておきたいですね。

 

追伸:

ドル円は120円まで突っ込まないと、止まりようのない暴走飛行機になってます。2014年の12月にも移動平均線からの乖離が10円を超えて横向きになりました。 グラフは代表的な平均線からの離れ度合い。

IMMのポジションも危険ゾーンに突入。サンタさんのプレゼントにしては、ちょっと刺激が強いですね。こちらも準備して臨みましょう。ハッピー・トレーディング!!

 

About The Author

佐々木徹 (ささきとおる)

株式会社ファム代表取締役。1973年愛媛県生まれ。英国ノッティンガム大学にて心理学を専攻、香川大学経済学部卒業。15年間の日米商社勤務を経て、2014年に独立・起業。同年には米国オンライン教育No.1のUdemyにて日本人初のトップ13講師入り。2,500名を超す受講生にトレードを指導する「ココスタ」運営責任者であり、トレーダー、起業家、マーケティング・ストラテジスト。ビットコイン取引にも精通し、2016年より英語圏に向け、YouTubeチャネル「Bitcoin Geekend」にて発信。購読者数は現在1,500名を超える。講義一覧はこちら。