「迷いが晴れるトレーディングガイド」を購入頂いたShimadaさんからコメントと質問を頂きました。
的を得た質問で他の読者の方にも得るものが大きいと思い、Shimadaさんに許可を頂いた上で掲載させて頂きました。
併せて管理人からの提案・回答を載せております。

管理人さん、お世話になります。
先日、新しいビデオを購入して、早速何度も見て、勉強しております。
以前から要望していた、トレード全体の流れが最初から最後までわかり易く、理に適った流れで説明されており、他には絶対に無いビデオで、購入して間違いなかったと思いました。
特に、フィボナッチとウィークリーのピボットにて、エントリーを待つという部分は、自分のトレードの中で不明瞭にしていたエントリーのタイミングを助けてくれる情報となりそうです。
ちなみに、今までは、SRをブレイクした第2波でのエントリーはしていたのですが、一度目に抜けた後のリトレースにトレンドラインを引いて、そこをSRライン近くでブレイクしてきたらエントリーというルールにしていたのですが、なんとなくしっくりこなくて、根拠に欠けるなぁと感じていましたので。
ビデオについて一つ質問というか、通貨ペアの判断の時に、こうしてみたらどうか?という案が浮かんだのですが、その考えについて、管理人さんのアドバイスをいただけたらと思い、メールいたします。
それは、通貨ペアの判断に、『Ku-Chart』というMT4のインジケータを使うという事なのですが、右記のサイトで紹介されている様に「1枚のチャートで「どの通貨からどの通貨へ資金が流れているか?」と「その流れに変化はあるのか?」が観ることが出来るインジケータだそうですが、このサイトの画像では、ドルがEURやAUDなどよりも上に位置しており、さらにはEURよりもAUDが下にいるので、『EUR/USDよりもAUD/USDを売る方が効率が良い』という単純にこれで通貨の強弱を見るのはあまりに短絡的でしょうか。
なお、ドルインデックスをMT4で見る方法はありませんでしょうか。
はい、実は管理人、「Ku-Chart」というインジケーターは初めて知りました。Shimadaさん、ありがとうございました。
一つは好みの問題だと思います。管理人はどうしても高値・低値・スパイク・ローソク組み合わせ等を見ないと相場と対話している気になれず、すぐローソクチャートに行ってしまいます。例えば事例のEUR 対 AUDであれば、まずEUR/AUDのチャートを見ます。
すると、週足・日足で下向き(ユーロのほうがオージーより弱い)、1時間足では上向き(ユーロのほうが強い)であることがわかります。つまり週足・日足レベルではユーロの方が弱いけれど、1時間足ではオージーの方が弱いという判断をします。そしてそれを根拠に1時間足の方向を手がかりにAUD/USDのショートを狙っていく場合は、短期的にオージーの方が弱いが、いずれ長期のユーロが弱い方に戻るから、このポジションは報酬比率を小さめに設定して短期勝負にするという判断をしていきます。(ビデオの中で伝えていることと同じですね。。)

 

そのインジケータはみんなが見ているか?

もう一つの考え方は、その「インジケーター」を見ているトレーダーが世界中にどの程度いるか?ということです。相場には自己神話性があり、多くの人が反応すると思う場所でプライスアクションが活発になるというクセがあります。つまり、世界で一人しか見ない優れたインジケーターより、世界中が見ている標準のインジケーターの方が役に立つということです。

先行指標のピボットポイントなどは典型で、コンピュータトレード全盛の時代に、前の週の高値・安値・終値を3で割った「電卓トレード」時代の数字など普通に考えれば無意味に思えますが、世界中のトレーダーが主要な分析ツールとして使うので、結果的に値段がそこで反応してしまうのです。

こうした理由もあり、「迷いが晴れるトレーディングガイド」では「米ドル」の強弱を測定した上で、その反対側の力関係にあるペアを手動で探していく方法を提案しました。もちろん、世界中のトレーダーが(例えば)Ku-Chartをトレード指標の標準仕様として使う時代が来れば、管理人のビデオもデフォルトでその指標を使って説明するバージョンに変わっていくことになるわけで、このあたりは、時代の流れを見ながら柔軟に判断をして行けば良いと考えています。

もう一つの「ドルインデックスをMT4で見る方法」ですが、現在のところ「折れ線グラフ」で強弱を表示するツールしかありません。fxstreet等で公開されているドルインデックス等のチャートを使ったほうが手間は省けるかもしれません。
ということで、「迷いが晴れるトレーディングガイド」を見て頂いたShimadaさんからの質問にお答えした記事でした。

TORU_COCOSTA
TORU_COCOSTA

40代からの自由な時間と収益を作るトレード教育を行っています。ビットコイン / ゴールド / 外国為替 の取引方法が学べる「ココスタ」運営(受講生4,800名)。現役トレーダー / 米CMT検定1級保有 / ビットコイン研究所ライター / 株式会社ファム代表取締役。受講に関するご質問など、気軽にお問い合わせください。

    4 replies to "迷いが晴れるトレーディングガイド コメントと質問"

    • koo

      いつも、ブログを楽しみに拝読しております。
      大変細かく説明の動画も付けて頂きまして非常に勉強になります。
      ありがとうございます。
      今回は、幾つか質問がありコメントしました。
      管理人さんが言われていますが、日本には、投資・トレーディングに関して
      情報が乏しすぎる。まともなものが少ないということですが、
      私自身も、次々に出てくる情報商材やトレーディング手法商材を様々試してきましたが、自分自身のトレードが出来ていないと思っています。
      何度か大負けも経験しました。
      そこで、きちんとした根拠のあるトレードを初めから学んでいきたいと思っていました。そんな時に偶然、管理人さんのブログに出会いました。
      例えば、フィボナッチは、使っていましたが、どの時間軸で使えば正しいのか、どこからどこで見れば良いのかなど迷いながらのトレードを続けてきました。「迷いが晴れるトレーディングガイド」の予告とか説明を見ますと、
      トレードルールやエントリーやエグジットの根拠が学べるとありました。
      色々とトレードのルールが定まらずにフラフラしてきた状態ですが、この辺で確固たるトレードルールを身に着けて負けないトレーダーになりたいです。この「迷いが晴れるトレーディングガイド」でその辺の迷いが晴れる様な内容でトレードルールを決められられるのかお伺いしたいと思います。
      本物の学べるものを探しています。
      ブログの内容だけでもとても勉強になりますが、やはりビデオの内容は、
      日本にある情報とは違いますか?

      以上、よろしくお願いします。

      • 管理人

        こんにちは。

        私自身も、負けのトレードを散々経験した後、そこからどうにかしようと欧米のテクニカルを学び始め、ようやく今に至りました。

        迷いのビデオや他の商材は、ある意味で私が失敗してきた内容と、それに対して欧米のトレーダーがどのように対処をしているのかをまとめたものです。
        もちろん「このビデオを見ただけで勝てる」とは言いませんが、私自身、迷いのビデオは10年前に存在していたら絶対に買った内容です。

        購入から2週間以内は無条件で返金を受け付けていますので、お気軽にお申込みください。
        (返金の費用などは一切ありません)

        ご質問、ありがとうございました。

    • koo

      早速のご返答、ありがとうございます。

      管理人様が10年かかって経験してきた内容が、ビデオ教材に凝縮されているのが文面から察しられます。

      購入をしようと考えています。

      また、連絡させていただきます。

      ありがとうございます。

    • hiroshi

      管理人様

      お世話になっております。教材購入者です。
      大変勉強になり、トレードの奥深さを実感しているものです。

      「ドルインデックスをMT4で見る方法」ですが、別の方法でMT4チャートで見ることは出来ます。

      すでにご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、Hot Forexのチャートなら、ドルインデックスが選択できます。
      私はデモ口座で活用してます。

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