「絶対勝てる聖杯手法」は存在するのでしょうか?受講生の方から質問を頂きましたので私なりの回答をしてみたいと思います。

質問 (KKS2さん・ハーモニック受講生)

「私がハーモニックを知るきっかけになったのがXYZ氏のブログで、簡単にポイントを見つけ出し、、、(中略)。そこまで簡単にポイントを見つけ出すことができるのでしょうか?そんな聖杯のような分析手法が存在するのかが気になります。」

私自身もトレードを始めた当初は、誰もたどり着けない山中に白髪仙人がいて、後ろ手に隠し持った宝箱に納めた秘伝の巻物に唯一無二の聖杯手法が書いてあるんじゃないか?と妄想していたことがあります(笑)

そんな妄想はさておき、頂いた質問に対しては明快な回答があります。

 

テクニカル分析は【証拠の重さ比べ】

【証拠の重さ】、、、

これはマーティンJプリング氏が 「Technical Analysis Explained」書の中で使っていた言葉です。原文では、[The weight of evidence] で、相場が下げている時は【下げる証拠】が重く、上げている時は【上げの証拠が強い】、、、ということを説明しています。

つまり、テクニカル分析は、【証拠の重さ比べ】であるということですね。例えるなら、裁判でも被告・検察のうちで否定できない【重たい証拠】をたくさん集めた方が勝つということですね。

質問に戻ってみましょう。

「FXに聖杯のような手法はあるのか?」 ・・・ 相場参加者が見る【証拠】は100人100通リです。その中でもより【重たい証拠】を持った方向に相場は向かいます。

つまり【唯一無二の聖杯】というものはなく、【たくさんのチビ聖杯】を天秤に載せて重さを比べることが必要だということですね。

残念ながら、私が当時妄想していたような仙人はいないということです(笑)。

冒頭のユーチューブ動画は日経225の日足チャートを事例に、相場が進みながら【証拠の重さ】が変わっていく様子を公開説明したものですので、参考にしてみてくださいね。

それでは、Happy Trading!

 


佐々木徹 (ささきとおる)
佐々木徹 (ささきとおる)

株式会社ファム代表取締役。愛媛県生まれ。英国ノッティンガム大学にて心理学を専攻、香川大学経済学部卒業。15年間の日米商社勤務を経て、2014年に独立・起業。同年には米国オンライン教育No.1のUdemyにて日本人初のトップ13講師入り。2,500名を超す受講生にトレードを指導する「ココスタ」運営責任者であり、トレーダー、起業家、マーケティング・ストラテジスト。講義一覧はこちら。