pressure

電通の社員の方が過労のため自殺されたことの波紋が広がっていますね。ほかの選択肢が選べないほどに追い詰められた被害者の方ににとって、表す方法のないほどの辛さだったのではと思います。

分野は違えど、24時間の取引が可能なFX取引でも、気づかないうちにトレーダーは過労ストレスにやられがちです。

当記事では、私自身の経験も交え、取引ストレスを除去するヒントを紹介してみます。

 

取引ストレスの原因は?

こちらの記事でも書いたように、トレードでポジションを持つと時間の流れが変わり、それとともに受けるストレスの度合いも一気に上がることとなります。

デール・カーネギーも、対処法を知らないビジネスマンは若死にすると指摘したストレスは、取引時間の終わりに区切りのないFXでは、特に身近なものとなりがちです。

かくいう私自身も、取引ストレスにボロボロにされたことがあります。

マーケットが動いている日に仕事の休みが入り、朝から丑三つ時までモニターを見続ける。

立ち上がると、平らな場所でも足がもつれるほど集中力を吸い取られる。

あとで見れば、目をそむけたくなるような下手な場所で損切りロスを出す。

反逆する気力もなくなるまでボロボロに打ちのめされたころ、空が白み、翌日の出勤時間が目の前に迫る。

思い出すだけで、机に頭をぶつけたくなるような、無駄な経験と痛みです。

では、そういう失敗を経験しないためには、どのような点を押さえておけばよいのでしょうか?

 

生活の時間割を書き出す

まず最初にすべきは、いまの生活スタイルを把握することから始まります。

仕事、休み、プライベート、趣味などに費やしている時間を、一度紙に書き出してみます。そうすると、トレードに使える時間というのを、およそ把握することができます。

 

可処分トレード時間

トレードに費やせる時間帯は、連続した一つの塊であるほうが良いですが、そうできないこともあるでしょう。連続した時間帯はトレード、分割した細切れ時間は、技術の習得に使うなどを割当をしていきます。

 

取引する対象を選ぶ

トレードできる時間帯が決まったら、その時間帯に自分が希望する値動きをする取引対象を探していくことになります。

大きく動くマーケットが好きな人もいれば、一定の幅で動くレンジを好む方もいるでしょう。

毎日決まった時間に活発になる対象が良い人もいれば、1週間に1回だけ動きが決まっているものが良い人もいます。

そんな自分好みの動きを、選んだ時間帯にしているペアを探していきます。


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● タイマーを使う

取引は特に没入しがちで、気がつけば長い時間が過ぎがちなものです。それを防ぐ一つの方法としては、タイマーを決めた時間に鳴らすことも有効です。意外と「あれ、もう?」ということも多くあります。

● 時差を解消するルーチンを使う

取引に没入した後は時間の感覚が飛んでしまいます。それを治すためには、時差を解消するテクニックを応用することができます。私自身が有効と感じ、長時間のトレードが続いた後に続けている方法は、以下のようなものです。

◯ たくさん水を飲む
◯ 太陽を浴びる
◯ 歩く・走る・運動する

どれも聞いたことがあるものばかりだと思います。意外と知っていることでも、実際の行動に移してみると効果に驚くこともありますね。

結論

トレードはお金を作る手助けをするもの。そしてお金は、健康で楽しく生活を送るために使うガソリンのようなものです。

ガソリンを獲得するために、健康を壊してしまうのは本末転倒かもしれません。とはいえ現実と理想のバランスも必要です。

せめて疲れた時には、太陽を浴びて、外の空気を吸い、夜なら星でも見上げる心の余裕は残しておきたいものですね。

ハッピー ライフスタイル!


TORU_COCOSTA
TORU_COCOSTA

40代からの自由な時間と収益を作るトレード教育を行っています。ビットコイン / ゴールド / 外国為替 の取引方法が学べる「ココスタ」運営(受講生4,800名)。現役トレーダー / 米CMT検定1級保有 / ビットコイン研究所ライター / 株式会社ファム代表取締役。受講に関するご質問など、気軽にお問い合わせください。

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