ビットコイン投資をする人にとって、今もっとも気になっていることは8月1日にハードフォークする「かも」しれない事態ではないでしょうか?

分裂すれば混乱は必至も、どのような対策が必要なのかを簡単にメモしておきました。

 

保有のビットコインは手元のウォレットに保管をしておく

仮にビットコインがフォークをしてしまった場合でも、手持ちのコインが無くなることはありません。

フォーク前に「1✕ビットコイン」を保有していた場合は、フォーク後に「1✕旧ビットコイン&1✕新ビットコイン」と合計コイン2つを持つことになります。これは申請など必要はなくて、自動的にそうなります。

※ 逆に申請しないともらえないから◯◯に送金してという詐欺が出てくるかもしれません。

ただし、取引所やオンラインウォレットなどにビットコインを保有している場合は、その取扱ポリシーが運営会社によって決まります。

移行期間中は、分岐の弱みを突いたアタックでコインを増やそうとする試みも出てくるでしょうから、ガードを固めて引き下ろしや取引を一定期間止めるような対策が多くなるのではないでしょうか?

ですので、フォークが起こりかねないと踏んだ場合には、一旦はすべて自分の手元ウォレットへ保管しておくことをお勧めします。

台風が来るなら、とりあえず船は港に入れて、ロープでガチガチに固定しておくイメージです。

 

あせって「変な」アルトコインに飛びつかない

ビットコインが駄目なら他のコインだ!と飛びつきたくなることもあるかもしれません。

そんなときは、移そうとしているアルトコインの特性は理解をしておく必要があります。

たとえば、以下のようなポイントをチェックするのが良いかもしれません。

 

① 存在期間の長さ

どのくらいの間、市場に存在をしているのか?新規性だけで判断できないことも、時間のフィルタを加えると見えることがあります。

こちらのサイト(CryptoMarketcap.com) に行って、上の方のToolsをクリック、Historical Snapshotsに行けば、2013年まで遡ってコイン毎の時価総額を見ることができます。

書籍を読むのでも、当たりハズレのある新書より、時代という波で洗われた古典から始めるアプローチに近いですね。

 

② 妙に立派すぎないか?

これはビットコイナーの間で良く出る話なのですが、お金を集めて消えてしまうコインには一つの共通項があります。

たとえば、リリースしてお金も集まっていないのに、マーケティングに多大な資金を投下していたり、配布しているTシャツがやたらクオリティーが高いとか、ロゴが異常に洗練されているとかは、距離をおいておいたほうが良いかもしれません。

よく「つぶれる会社の共通点」みたいなのがありますよね。

トイレが汚れていたり、社長室だけ異常に立派だったり、事務所に入るのにスリッパに履き替えたり。

オモシロ半分で書かれているようで、意外と正しいポイントをついている事があります。

 

③ ググる

迷ったら、そのコインの名前をグーグルで検索してみましょう。怪しいものは何らかの痕跡が出てきます。

人の話(このブログも含めて!)を鵜呑みにせず、自分で調べて判断することをお勧めします。

暗号通貨=自己責任通貨。間違っても、だれに助けを求めることもできません。

自由を手に入れるには、それなりの勉強が必要ということを、いま一度思い出しておくのも悪くはないです。

 

④ 分からなければビットコイン!

それでも行き先がわからなければ、フォークしようがなんだろうがビットコインから動かさないというのが、実はもっともスマートな判断かもしれません。

これまで100回以上は「死んだ」とか「終わった」「倒産」とか散々言われてきて、それでも素知らぬ顔で生き残っているビットコイン。しぶとさは証明済みですね。

以上は簡単すぎるメモではありますが、7月中に気をつけておくべき簡単なポイントを箇条書きにしてみました。

 

お知らせ

この暗号通貨クライシスに立ち向かう方法については、「トレーディングカレッジ」内に特別講義を本日アップしました。

以下はイントロ講義の動画を公開したものです。

 

【本編ハイライト】

◯ 7月1日のビットコイン消費税非課税化で劇的に変わったマーケットの内側

◯ なぜICOにお金が集まったのかを理解すれば、フォークした時の動きも分かる

◯ アルトコインで安全度が高い銘柄は?

◯ 3才の子供でも取引できる暗号通貨アプリが変える世界

◯ なぜ参加者は「その」ラインを超えないのか?


【実戦!トレーディングカレッジ】

http://direct.cocosta.jp/p/procom/

※ ビットコイン・ライトコインでも1年間チケットがご利用いただけるようになりました


 

「ピンチはチャンス」ともいいます。

暗号通貨の生態系を深く知って、立ち位置を固めておくことは、いつ始めても遅くはないもの。

この大きなチャンスを上手に捉えられる方が増えてほしいと思っています。

ハッピー・トレーディング!!

 

リソース

◯【図説】8月1日にUASFが実行されると、ビットコインに何が起こるのか(BTCN)

http://btcnews.jp/bkb0bu4c11459/

◯ POLONIEX

https://poloniex.com/exchange#btc_eth

 

 


TORU_COCOSTA
TORU_COCOSTA

40代からの自由な時間と収益を作るトレード教育を行っています。ビットコイン / ゴールド / 外国為替 の取引方法が学べる「ココスタ」運営(受講生4,800名)。現役トレーダー / 米CMT検定1級保有 / ビットコイン研究所ライター / 株式会社ファム代表取締役。受講に関するご質問など、気軽にお問い合わせください。

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