「分かりづらい市場」・・・8月末のマーケットを一言で表すなら、こういうことになりそうです。

方向性があるようで無く、都度で飛び出すツイートやニュースに反射的な反応を見せる値動き。

抜けたと思ったら踵を返して反対側に吹っ飛んでいく。

市場の中にいると「やりづらいな」という感覚を持たれた方も多いのではないでしょうか。

こういうときは、複数のシナリオを準備しておくに限ります。

市場がさらにリスクオフへ加速するなら、次に狙うべき銘柄は何なのか?

もしも今のリスクオフが一区切りして、一旦は米中の貿易戦争が落ち着いていく方向に舵を切るなら、どこに市場は資金を振っていくのか?

こういうところを事前に備えておくことで、カギとなる指標が「どちら」に向かうかでとるべき対策も分かりやすくなります。

特に本日現在は、株式や債券の参加者がずっと見ている指標があります。

それは米国の2年10年金利の差、つまりイールドカーブですね。

通常は10年金利の方が2年金利よりも高くなります。

なぜなら、資金を貸す方にしてみれば長く貸すほど、読めないリスクを引き受けることになるからです。

ところが、世の中がリスクを避けようと安全な資産(ゴールドなど)に資金を振り向け始めると、この金利差が逆転をします。

その最も分かりやすいレベルが0。つまり2年金利と10年金利が同じになるところです。

以下は本日現在の、10年と2年金利の差です。

米国金利 2年物と10年物の差

この4日間ほど、0レベルを切っていることが分かります。

つまり「逆イールド」に市場が足を踏み入れている状態なのです。

果たして、この局面が加速をしていくのか?

それとも一時的な過熱感で、また通常のプラス領域に戻していくのか?

これは市場が決めることなので、だれにもわかりません。

差がつくとすれば、逆イールドが0より下に突き進む場合と、跳ね返ってプラス領域に戻す場合。両方のシナリオを持っているかいないか?

そういうポイントではないでしょうか?

もし、こうした考え方にご興味のある方は、ぜひ続編をご覧になってみてください。

以下は動画講義の内容です。

01. 分岐点を割った市場と飛び込み新規参入で視界不良が今の市場
02. ゴールドは利確が入るも底流は強い~次に拾う場所は資金流入のポイント
03. 出遅れた安全資産を狙う方法
04. 爆上げのプラチナ上昇を追う出遅れ銘柄を狙う
05. 原油はひたすら待ち~強い足腰と中途半端な値動き
06. ビットコインの採掘者がヘッジ売りする価格帯と買い戻す価格帯は変わらず

合計で53分19秒の動画講義となります。

視界不良気味のマーケット、十分な準備をした上で臨みたいですね。

※ この動画はココスタの「実戦トレーディングカレッジ」にて配信している動画講義となります。すでに受講されている方は、同じ動画となりますので、購入をされませぬよう、ご注意ください。(8月25日夜に配信済)

それでは、さっそく続きの講義を進めていきましょう。



今週も、楽しんでいきましょう!


佐々木徹 (ささきとおる)
佐々木徹 (ささきとおる)

佐々木 徹(ささき とおる)・・・トレード教育者。暗号通貨・コモディティ・為替まで取引方法が学べる「ココスタ」の運営責任者であり、トレーダー、起業家、マーケティング戦略家。4,000名程の受講生をもち、「時間と収益を自分で作り出す人を増やす」をライフワークとする。「ビットコイン・ブロックチェーンスクール」では投資部門担当。英語圏向けYouTubeチャンネル「Bitcoin Geekend」では購読者が2,700名を超える。株式会社ファム代表取締役。