(問題)定員100名のプールが横並びで2つ並び、Aには95人、Bには5人が入ってます。プール間の移動も出入りも自由です。2時間後、今より人が増えているプールは、どちらの可能性が高いでしょうか?

  • 回答1・Aのプール(今は 95人が入っている方)
  • 回答2・Bのプール (今は 5人が入っている方)

どうでしょう???

・・・

おそらく、Bを選んだ人の方が多いのではないでしょうか?

なぜなら収容できる人数の残りが、Aは5人に対しBは95人です。

もしプール人気で人が殺到して20人が後追いで入ってくれば、Aには入る余地がないからBに行くしかないですしね。

どうでしょう?この考え方は自然でしょうか?

もし自然だとするなら、トレードでも同じことを当てはめることができるかもしれません。

仮に取引対象ごとに、収容できる人数が(ある程度)決まっているのであれば、そのポイントに近づいた段階でとるべきアクションは、見えてきますよね。

これがポジションの偏りです。

例えば以下のグラフは、ユーロドルの市場参加者が投じているポジションの量を積み上げたものです。

ヒストグラムが一定の数字をヒットすると、そこでユーロは下げ止まる傾向があることが確認できますでしょうか。

もちろん冒頭の問題で、プールBに人が少なかった理由は「古くて人気がない」からかもしれません。

でも、人気のあるプールAに改修工事が入ってしまえば、人は家に帰るかBのプールを選ぶかの2択しかなくなります。

同じように、ユーロを買う人が少ない理由は、「欧州の経済が悪いから」かもしれません。

でも、人気のある米ドルに異変が起これば(もしもの話)、人が向かうのはポジションを畳むか、ポジションが空いている場所に行くかしかありません。

こういう視点を持っていると、短期的な目の前の動きに踊らされて底値で飛び込んでしまうことは避けられますね。

戦慄が走った数字(&コースの案内)

上に挙げた数字は、COTレポートと呼ばれるものから出したものです。

IMMネットポジション等の名前で知られ、この数字自体は誰でも無料で手に入れられるものです。

この数字に関しては、自分も毎週末に必ず一通り目を通してねらい目の取引対象を選定する活動に使っています。

たまにポジションを建てたときにツイートしてますが、傍から見れば「極端な逆張り人」に見えるようなポイントを使うことが多いです。

でも、裏にはこういう数字があるんですね。

さてこのCOTレポート。自分もさんざん使いこなしてきたつもりでいました。

でも甘かった。とんでもない伏兵が潜んでいました。

先週4月13日(土曜日)に、トレーディングカレッジの共同講師である吉中氏から、(自分にとっては)爆弾並みの方法が投下されました。

同じユーロでも角度を変えて出てきたポジションの動向は、こちらです。

これ、現場に立っている人なら戦慄が走るようなデータということが、すぐにわかってもらえるかもしれません。

たとえばポジションの動向で多くの人が注目するのは、プラスからマイナスへ転落したポイントなどが挙げられます。

2018年2月頃にユーロは1.25の高値を付けて推移、その後ネットポジションは2018年5月22日にマイナスへ転落します。

そこからは売られる一方だったわけです。

もし少しでも早く、その確認ができていれば最高ですよね。

ユーロを良い場所で売り建てられれば、あとは放置するだけで下落してくれて、さらにスワップ金利も入るわけです。

そこで2番目のデータの登場です。

ヒストグラムがマイナスに転じた日付は、2018年4月24日。先のデータが5月22日ですから、4週間も早いのです。

チャート上に日付を載せて比較してみると、300PIPS以上の違いがあることが、明白にわかります。

ネットポジションのマイナス転落日時の違い

この方法は、だれにでも再現をすることが可能なものです。

画面に毎日張り付いて時間を使うのに比べて、週末に決まったデータを確認しポイントを絞るだけです。

とんでもない方法って、本当に目の前に落ちてるんですよ。

でも、それを気付いて拾い上げられるかどうかって、ものすごく遠いんです。

いや吉中講師すごいです。参りました。

今回のデータ入手方法、加工方法等は、すべて「実戦トレーディングカレッジ」内のレポートで確認できます。

【実戦トレーディングカレッジ】
https://direct.cocosta.jp/p/procom

英語圏でも、いろんな方法を探してきましたが、無かったですねこれは。

現場に立ってないと、出てきません。

興奮した週末をシェアしたく、記事を書いてみました。

上記が参考になれば幸いです。




佐々木徹 (ささきとおる)
佐々木徹 (ささきとおる)

佐々木 徹(ささき とおる)・・・トレード教育者。暗号通貨・コモディティ・為替まで取引方法が学べる「ココスタ」の運営責任者であり、トレーダー、起業家、マーケティング戦略家。4,000名程の受講生をもち、「時間と収益を自分で作り出す人を増やす」をライフワークとする。「ビットコイン・ブロックチェーンスクール」では投資部門担当。英語圏向けYouTubeチャンネル「Bitcoin Geekend」では購読者が2,700名を超える。株式会社ファム代表取締役。