MT4 (Metatrader)に限らず、買いのストップロス注文は入れた場所に比べてスプレッド分だけ低い場所で約定をします。画面のチャート上で表示される値段はBid側、一方で買いの注文が約定されるのはAsk側になるために起こる現象ですが、自分が分析した場所にストップをキッチリと設定するためには、このスプレッドを正しく理解しておく必要があります。下のビデオではMT4を使ってスプレッドを考慮したストップの設定方法を説明しました。

ストップ注文に限らず、買いの注文は成行でも指値でも、約定する場所はチャート上で表示されている値段にスプレッドが乗った場所になります。逆に売り注文を入れるときには、チャートに表示されいる値段のまま(スリップ等が無ければ)約定することになります。

ビデオでは事例としてAlpari社のMT4を使い、ユーロドル(EUR/USD)で実際に買いの注文を入れた時にはスプレッドが乗って約定することをデモしています。


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    2 replies to "MT4のスプレッドを理解してストップを設定する"

    • Matsuda

      お世話になります。少し古い記事ですのでコメントは差し控えようと思いましたが、とても参考になりました。
      現在MT4デモ口座にて悪戦苦闘しておりましたが、とても分かりやすく理解できました。
      ちなみに成行注文からのストップ注文がうまくできません。色々と調べてはいるのですが、管理人様のビデオのこのあたりの場所にみたいな注文方法はないのでしょうか?

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