ココスタ~投資で生き抜く知恵はここからスタート
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8月の為替相場はクセがある?

8月もまもなく中盤を迎えます。夏休みを使って為替相場に力を入れて取り組もうと考えられている方もいらっしゃるかもしれません。が、、、8月はクセのある月なので、少しだけ注意が必要です。8月に入ると、欧米の職業トレーダーは一斉に夏休みを取りに入ります。 日本の銀行も、盆休が入るので、円絡みも小さな動きになりがちです。 相場を引っ張るプレーヤー不在で、方向性も出ないのが8月為替相場のクセということですね。 相場は人間が作るものなので、こんなクセが出るのは面白いものです。 来週のビデオはお休みとなりますが、読者の皆様の夏休みが素晴らしいものになることを願っております。 それでは今週も、Happy Trading !
by 佐々木徹 (ささきとおる)
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MT4時間設定はGMTからEETへ

24時間オープンのFX市場では、株式のように決まった一日の「終値」がありません。そのため人工的に「終値」を設定する必要があるのですが、基準値の取り方でチャートが変わってきます。この半年から1年程度で業界標準が変わって来ました。 株式のような取引時間が決まった店頭取引と異なり、24時間動いているフォレックス市場には決まった終値(クローズ)がなく、各ブローカーが人為的にクローズ時間を決めています。そしてMT4のプラットホームは手元のコンピューター側で時間設定ができないため、ブローカーの時間に支配をされて しまいます。 これまでの主流はGMT(グリニッジ天文台準拠)が業界の標準設定でしたが、この半年から一年程度で主力がEET(東ヨーロッパ標準時間)へと置き換わってきました。一番の理由は、オセアニア時間から新しい週がオープンするFX市場でGMT時間に設定すると、日曜日に一時間足で2本から3本のローソクが表示(日曜ローソク)されてしまい、厄介事を引き起こしていました。 日曜日の中途半端なローソクが表示されてしまうことで、月曜日の日足ピボットは妙にレンジが小さくなってしまったり、ボリンジャーや移動平均線の日足が正確に表示できなくなったりという弊害があったのです。 管理人が使っているディールブックでは時間の設定がローカル側で変更できたり、またGMT時間で表示をしても日曜日の余分なローソクは月曜日の日足に含めてしまう対処をしており、問題はありませんでした。 ところがMT4は使っているコンピューター側で時間設定ができず、かつディールブックのような日曜ローソクの変則処理ができません。この日曜ローソク問題を解決するために、オセアニア開始時間を週のオープンに設定できるEET(East European Time) を基準値に変更する方法がとられるようになって来ました。 実はMT4をGMT+-0設定で供給していたオーストラリアのブローカー担当者と話す機会があったのですが、こちらも最近EET時間へ変更をしたそうです。日曜ローソクを嫌ったトレーダーからの解約数が無視できない規模になり、EETへの変更を余儀なくされたというのが実情のようです。 ということで、ココスタで使うデモ用のビデオはEET時間を使っているAlpari UKに戻しました。 日本でも同じEETの時間設定を探していたら、Alpari Japan(アルパリ)がUKと同じ時間設定を供給していました。デモ口座は無料で開設できるようなので、ご興味のある方は試してみてください。 過去の記事やビデオでも、MT4の台頭で終値設定のトレンドが変わる「はず」と申し上げてきましたが、予想より早く到来したようです。EET時間設定のチャートを使ったプライスアクション分析は、別の機会にビデオを作って公開することにします。   2014年1月19日追記: アルパリUKは今月16日にスイスフラン暴騰の影響を受けて破綻しております。
by 佐々木徹 (ささきとおる)
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FXトレードに適した時間帯と個人が持つ最大の武器

24時間トレードできるのがFXの魅力の一つ。でもその中で収益を上げやすい時間は決まっています。収益を上げるには値動きにある程度のエネルギーが必要ですが、値動きのはっきりした時間帯は決まっているのです。 トレードで高い収益率を目指すために最も必要なこと。それは、「相場が動いているか?」という点です。どんな天才トレーダーでも動きの無い相場では何もさせてもらえません。 では具体的に、「相場が動いている時間」がいつなのかといえば、それはロンドン市場が取引をしている時間帯ということになります。 実際に為替相場の値段に一番強い影響力を与えているのは、ロンドンの機関投資家。つまり「サラリーマン・投資家」なのです。 彼らも人の子、朝8時頃から出勤して、夕方の5時には家に帰り、また金曜夕方には週末の準備で昼過ぎからは帰り支度を始めます。 つまり、こうした「勤め人トレーダー」のライフスタイルに合わせた時間帯を選ぶ事で、比較的値動きがハッキリしたトレードに入ることが出来るわけです。 上の図はユーロドルの一時間足チャートで、シャドーが載っているのはロンドン市場以外の時間帯です。明らかに動きの大きさが違いますね。 ロンドン以外の時間帯は動きが弱いということが分かります。そして相場に動きが無ければ、取れる戦略の選択肢は確実に少なくなります。つまり、この時間帯は「負ける可能性が高い」のです。   ■個人投資家最大の武器 機関投資家には無く、個人トレーダーのみが持っている最大の武器は、「トレードをしない自由」です。 サラリーマン・トレーダーは相場が動いていようとなかろうと、チャンスを見つけて利益を絞り出す必要がある一方で、個人トレーダーは気に入らない相場と付き合う必要はないのです。 売られすぎ・買われ過ぎを示すインジケーターを使ったゾーン取引など、報酬比率と取引コスト比率を計算すれば、どれだけ不利なのかは一発で分かります。 勝ち組トレーダーに共通しているのは、得意な時間帯、通貨ペアを絞り込み、それ以外は「トレードしない」ことを徹底している点です。 つまり、「いかに稼ぐか?」ではなく、「いかに負けトレードにエントリしないか?」という点に焦点を合わせている事です。 個人トレーダーが持つ「トレードしない自由」は、実のところ資金を失わない特効薬の一つでもあります。
by 佐々木徹 (ささきとおる)