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24時間市場で勝ちやすい時間帯とは?

どちらのチャートが勝ちやすい?

24時間トレードできるFXですが、その中でも「特に勝ちやすい時間帯」は存在します。

その理由と、具体的に勝ちやすい時間帯がいつなのかをチャートの事例と市場参加者のライフスタイルから説明します。

では手始めに読者の方に質問です。下にユーロ円30分足のチャートを出して、2つの時間帯を囲ってみました。

時間帯Aと時間帯Bのうち、より勝ちやすいのはどちらの時間帯でしょうか?

FXで勝ちやすい時間帯は、AとBのどちら?

FXで勝ちやすい時間帯は、AとBのどちら?

相場から収益を上げるために絶対に必要なこと。それは「値動きがあること」です。

トレードとはエントリーとエグジットの2地点にできる値差を取って、そこから利益をあげようとする行為ですから、その2地点に開きが開いている相場ほど収益を上げやすいことになります。

もちろん間違ったポジションを取れば損失も大きくなるわけですが、正しいポジションを常に取れる天才トレーダーがいたとしても、値動きのない相場からは利益を上げることができません。

つまり大きな値動きを見せるチャートの方が利益を乗せやすいということであり、先述の事例では明らかに値動きの大きな時間帯Aの方が「勝ちやすい」ということになります。

ではチャートで示した時間帯Aとは何でしょう?

それは「ロンドン市場の取引時間帯」です。

為替相場の値段に一番強い影響力を与えているのはロンドンの機関トレーダーです。そして彼らは自らの資金を運用するのではなく、勤めている会社の資産を運用する「サラリーマン・トレーダー」なのです。

そして彼らが出勤する朝8時前後から、帰宅準備を始める夕方の5時ころに最も積極的なトレードが行われることになります。

こうした機関投資家の生活時間を理解することで、「勝ちやすい」トレードの時間帯を選んでいくことができるようになるわけです。

《結論》 インターバンクで勝ちやすい時間帯=ロンドンセッション