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【海外サバイバル術】アメリカで通信費を値切る方法

こんにちは。ココスタでトレード教育をしている佐々木徹といいます。トレードを通じて自分のしたいことに時間とお金を使える人を増やせるよう、活動を続けています。 さて、アメリカで通信費を値切る方法について。 私自身は2008年から2011年末まで、当時勤めていた会社の駐在員として米国に居住をしていました。 駐在とはいえ、現地法人があるNYから時差が2時間もあるユタ州での生活。周りには日本人の「に」の字もない場所です。 いろいろと生活するうちに、米国では「値切ったもん勝ち」だという単純な事実に気がつきます。 試行錯誤しつつ、いろいろなサービスを値切る方法も身につけ成功率も格段に上がりました。ここでは、その1つを紹介してみたいと思います。 具体的には米国の通信費を値切る方法ですね。 インターネット回線を開設するとき、ほとんどの場合において最初の6ヶ月間は半額などの特典が付いています。 その期限が到来しても、特典価格を続けてもらうためのテクニックです。 お断り:自分が滞在した頃から10年以上も経過をしているため、通じなくなっている可能性もあります。その場合は読み物として笑い飛ばしてくださいね。 その① 交渉相手への敬意は絶対に忘れるべからず 日本だと、接客する側は「客が黒と言えば黒」をある程度は許容する風潮もありますね。客側が多少の無理難題を言っても「客は偉い」という立場を尊重してくれる文化だと言えます。 この感覚、つまり「客の自分は偉い」という感覚を持ったまま米国で値切り交渉をしても、絶対にうまく行きません。 まずは交渉する相手が、自分の望みを聞いてくれる同じ人間であり、「手助けをしてくれるありがたい人」という気持ちを持った上で交渉に臨みましょう。 その② 電話の自動応答にも堂々とワードを伝える インターネット回線の初期特典が切れる前に、契約している会社へ電話をかけます。 ここでのミソは電話するという点。 日本人は自信が無くてメールなどしてしまいがちですが、絶対に返事は返ってきません。相手と電話で直接の交渉が必須だと心得ましょう) さて、ほとんどの場合は0800から始まる通話無料の番号にかけます。 米国の電話対応は進んでいます。電話をかけると、いきなり Hello, what would you like?こんにちは?ご用件は? などと言われます。これ、ほとんどが自動音声です。 初めて電話をすると、何を言って良いか分からず固まってしまう人も多いと思われます。 ここでは下手くそな英語でも何でもOKなので、くっきりハッキリこう言います。(発音はテキトーにググってくださいw) Cancellation. (解約) そう、解約です。 サポートでもなければ、顧客係でもありません。ハッキリ「きゃんせれーしょん」と英語で言います。 すると「OK, hold on(少々お待ちください)」と応答されてから担当者に電話がつながるはずです。 この「Cancellation」は最大のパワーワードです。 解約されてしまったら、その顧客は二度と戻ってきません。回線会社としても何とか引き留めようと試みます。 ですから、この解約ワードでつながる担当者は最後の砦であり、比較的多くの権限が割り当てられていることが多いのです。 そう、敵の本陣にまっすぐストレートに切り込むわけですね。 その③ 明確に自分の意思を伝える 担当者につながったら、こんな感じで会話が始まります。 Thank you for calling 〇〇×× Mr(Ms.) Takahashi. How can I help you?お電話ありがとうございます。どのようなお手伝いができますか? さて、ここからはあなたが答える番になります。その①で学んだ「相手を敬う」気持ちを持ち、自分の状況をストレートに伝えます。 日本だと、カスタマーサポートにサービスの悪いところや使いづらさを延々と言い続ける方もいるようです。 肝心の何をして欲しいかは「察してよ」ということ、察せ無ければ「対応が悪い」というような話を聞くこともあります。 これ、米国ではすべて無駄です。自分が具体的に何をして欲しいのかを明確に順序立てて伝え、そして相手に手助けを求めるのが正しい手順です。 こんな感じで話をしましょう。 Hi, I really like your service. However I need to cancel
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【教えてください】チャートの背景は何色が良いですか?

講義の動画や文章などでチャートを見るとき、あなたは何色の背景が良いですか? 現在、ココスタの講義では黒を背景として使うことが多いです。理由は、長時間の視聴でも目の負担が小さいからです。 一方で受講生の方から、「チャートを印刷してメモを書き込みやすい背景色を希望します」との要望も頂きました。 もしあなたがチャートを使った講義を受講するとして、背景色は何を希望されますか?教えていただけましたら幸いです。 ※ 回答を送信いただけましたら、アンケートの結果を確認していただけます。 ↑ チャート色の見本(クリックで拡大します) ↓回答はこちらです 読み込んでいます… ご協力、ありがとうございました。 Photo by Morvanic Lee on Unsplash
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2020年は「良く見える年」になる – ココスタ宣言

あけましておめでとうございます。2020年は令和元年を引き継ぐ年でもあり、新たな出だしに最高なタイミングとなりそうですね。 さて西暦で2020年は「Twenty Twenty」(トゥエニートゥエニー)。そして英語の諺に ”hingsight is 20/20” というのがあります。 発音は「ハインサイト イズ トゥエニートゥエニー」。 視力の及第点が20と表されるので、「振り返ってみる景色は常にクリアに見える」という直訳になります。 「過去のことは何とでも言える」という節も持っていて、アナリストなどに向けて「分析屋は後付けで何とでも言えるよな」・・・というような使い方をされることもあります。 この2020年という字面を見るにつけ、「2020」はめちゃくちゃに良く見える年と考えることもできるよな、と思うのです。 2019年は、どちらかと言えば混沌として先行きが見えづらい年であったように感じます。 字は体を表すと言います。 2020年は文字通り視界全開、はっきりとした方向性が出る年にしたいですね。 最後に、メルマガで配信した2019年末のメッセージをこちらでシェアさせていただきたいと思います。 2019年も、残り1日となりました。時の経つのは早いものですね。トレードで利益を出された方も、思ったような成績が残せなかった方も、すべてリセットして新しいスタートが始まる新年が間も無く到来します。来年あなたの目標はなんでしょうか?とにかく利益を積むこと自分なりの取引方法を確立させること新しい市場に取り組むこと色々とありそうですね。ココスタの目標は、受講生の方が新しい気づきを得るためのお手伝いを続けることです。講義を通じて「そうか!」と得た気づきこそ、いざというときに力となるものだと信じています。利益を継続的に残している受講生には、面白い特徴があります。それは、特定のテーマで作った講義でも、まったく違うポイントから学びを得て自分のものにしてしまうことです。「あの講義のココからヒントを得て利確できました」とか連絡を頂くのですが、正直「そこですか??」ということもあります。でも、それで良いのでしょう。「気付く」から「築く」になるきっかけを提供し続ける。そんな2020年を目標にしたいと思っています。みなさんも、素晴らしいお年をお迎えください。それでは(今年最後の)ハッピー・トレーディング!ココスタのメルマガより転記 2020年も、ハッピーな一年にしましょう!
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日本の学校英語はTOEFL/IELTSのスコアを取ることを目的にすればいい(と思う)

大学入学共通テストで英語の記述式問題が中止になりましたね。 参考:大学入学共通テスト 記述式問題 導入中止の法案提出 野党4党 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191114/k10012177511000.html 一連の騒動を見ながら、少し自分が感じたことを書いてみたいと思います。 https://twitter.com/CocostaGeekend/status/1195572454598434819 https://twitter.com/CocostaGeekend/status/1195572651957243904 ちょっと自分も、共通入試問題になぜ記述式が入ることになったのか経緯をよく知らない部分はあるので、そこは勘弁頂きたいと前置きを置いた上で。 おそらく使える英語を身につけるためには、書いたり話す力を付けなければ~というところが原点だと思うんですよ。 でもね、文章を読み解く力さえ付けば、話す力も聞き取る能力も勝手に上がります。 だから、名前が共通テストである以上、普通に読解力を確認すれば十分なのです。 もっと言えば、世界英語のスタンダートである米国の大学を受けるためには、絶対にTOEFLを避けて通れない。 https://www.ets.org/toefl 教育の目的って、生徒の選択肢を増やすことだと思うんですよ。 だとすれば、海外の大学で学びたいとなったときに、その選択肢を準備しておいてあげることに特化すれば良いのでは無いかと。 海外に行かなければどうなんだって?いやTOEFLのスコアを取るための勉強をしていれば、生半可じゃない英語力付くから大丈夫ですw。 今の英語教育を巡るゴタゴタって、絶対に一つにならない「英語を学ぶ目的」をもちよって決めようとしてるから無理があるんですよね。 正直、英語を学ぶ目的ってバラバラです。100人いたら20通りくらいある。 https://twitter.com/CocostaGeekend/status/1195635226354962433 そう、みんな違うんですよ、目的が。 本音の部分では、「もっと稼ぎたいから」とか、「話せる姿を見せてモテたい」とか、「日本なんかで終わるか」とか、「外人のカレシ作りたい」とかなんです。 それで良いんですよ。人間が自ら行動を起こすのって、自分の欲望を満たしたいときか、危険を避けるときだけなのですから。 なのに、英語を学ぶ目的を「国際人を育てる」とか「海外で通じる人を」とか「ネイティブに引けを取らないコミュニケーション力を」とかに寄せようとするから無理がある。 学ぶ方は、そんなこと求めてないんですよ。 じゃあ、どこに基準を置けば良いのかという話になるわけだけれど、学校教育が目的にするなら、やはり先々の教育を受ける選択肢を広げることではないのかなと思うわけです。 別に米国の大学に行かなくても、いまはオンラインで好きなことを学べる時代です。 でも、基礎的な読解や構文などは理解してないと太刀打ちできない。 じゃあ、そのスタンダードはどこに置けば良いのかと言えば、それはもう英米の大学で就学に耐えることに一本化すれば良い。 つまり、その合否基準になるTOEFLとIELTSのスコアを取ること。そこに今の学校英語は一本化してしまえば良いのでは無いかと。 もちろん、今の教職員の方がTOEFLとかIELTSのスコアを持ってないからという話もあるでしょう。 でも、先生がスコアはボロボロだって良いんですよ。教えている生徒達のスコアが上がれば良いだけの話。 つまり、先生の評価は受け持っている生徒達のスコアが上昇している度合いで評価すれば良いんです。 先生が話せたりすることなんて関係ないんです。子供の能力向上。それ以外にベンチマークを置く意味は無いわけで。 すると、片田舎の誰も聞いたことの無いような学校から、突然全国でトップのスコア上昇率が出てきたりするわけですよ。 まったく出世コースから外れていた教員さんが、実はとんでもないメソッドを持ってて子供達のTOEFLスコアが爆上げしたりする。 最高じゃないですか?そこには大人の事情も、忖度も、なんとか委員もない。 あるのは実力のみ。それこそ今の日本が決定的に欠けている考え方ではないのかなと。 で、TOEFL/IELTSを目的にすると、帰国子女にも良いわけです。 うちの子供も3歳から4年ほど米国にいたわけですが、そりゃ普通に結構な分量の本も読んだりするわけです。 だから普通に学校のテストは出来るわけですが、そんなところで満足されてたら親としては「ちょっと待て」という話になるわけです。 楽なハードルを越えたって本人のためにはならないわけで、ならば誰もが公平に能力を評価されるTOFL/IELTSの勉強ができれば良いなと。 だって帰国子女でも、本気で勉強しないとスコア取れないですよ。あれ。 逆に発音だけそれっぽくても、文法の構造とかを固めてないと、簡単に中身が抜け落ちてしまう。そんな帰国子女も多いわけです。 それがスコアで全部分かってしまう一方で、義務教育から始めた生徒だって、真剣にやれば抜き去れるわけです。 そして、その英語力は絶対に嘘をつかない。 英検が駄目とは言いません。学校の教育がぁとか言うつもりもないです。 良いところはありますよ。でも、目的を一つに絞ってしまったほうが最短距離でスコアは伸ばせる。 子供の将来?夢? そんなのは子供達に決めさせれば良いんですよ。だけど基礎力が無ければ、いくら絵を描いても餅にならない。 大人は、その選択ができる能力を付けさせてやる。それだけで十分なのではないかなと。 だからこそ、もう今の学校教育はシンプルにTOEFLとIELTSのスコアを取る目的一本に絞ってしまえば良いのではないかなと感じました。 最後にこのツイートだけ貼っておきます。 https://twitter.com/CocostaGeekend/status/1195575737064902659 英語なんて通じれば良いんですよ、下手だろうと何だろうと。ノコノコ相手の「ネイティブ」という無理な土俵に乗る必要はない。 自分しかない得意分野があれば、出てくる言葉は自ずから光を放ちます。 それは表面的な言葉より、遙かに相手に刺さる。 だって、それは「あなた」にしか出せない光だから。 そこに至る為に必要な英語は、単にツールでしか無いんです。 ツールなのであれば、既に世界で完成されたスタンダードを使えば良い。それだけの話かなと思ったので、書いてみた次第です。 たまに若い世代の人と話すけど、日本の若者、優秀ですよ。メチャクチャ頭が良い。 大人が考えるべきは、「何をしてやろう」じゃ無いんです。 「邪魔をしないこと」。 これだけですね。
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ストレスの消化方法をメモリープールに学ぶ

「物書きは、常に剣が峰を一人で荷物を背負って歩いているようなもの」。 著名な著者の方が、文章の腕一本で生計を立てていく中で残された言葉です。 読者の方の中にも、独立をして事業をされている方や、運用を生業としている人、自分の腕一本で生計を立てている人も多いかもしれませんね。 自分も、トレード教育という少し変わった事業を行っていることもあり、似た感覚を持つことがあります。 会社勤めをやめたときから、体は休むことがあっても、頭はずーーーーっと考え続けているような状態ですね。 ただ、そうすると集中力が落ちることがあり、瞑想をしたり解決の方法は様々試してきました。 その中で分かったことは、私達が抱える心配事やストレスは「入り口に蓋をすれば解決する」ということでした。 少し話が突飛になりますが、この仕組みはビットコインのメモリープールに似ています。(逆に分かりづらかったらスミマセン)。 ビットコインでは、1回の活動で処理をできる取引の数がおよそ決まっています。 多すぎる情報量がネットワークに入ると処理しきれなくなり、未処理分は「メモリープール」に積まれます。 そして取引数が減少してくると、余ったキャパシティで積まれた未処理取引を処理していくのです。 この仕組が、私達が生活を快適に送る上でのヒントを教えてくれているように感じます。 例えば、少し前から「SNS疲れ」を耳にすることが多くなりました。 繋がっている知り合いが365人いれば、一年に一回の記念日さえも、毎日通知で飛んできます。 相手は365人、自分は一人。でもなぜか「周りは楽しそうなのに自分は記念日が無い」と感じる。 すると、その365人に遅れを取らないよう、活動や写真をアップしてしまい、続けるうちに心の休まりが無くなってくるそうです。 これを解決する方法はSNSを止めるか、一時的に距離を取る時間を作ることですよね。 私達の心は、処理できる感情の量が、ある程度決まっているのかもしれません。 だから、感情を伴うような情報が多く入りすぎると処理をしきれなくなり「メモリープール」に積み上げられてしまう。 ただ、それを処理することが出来なければ、積み上がる一方になり心身のバランスが崩れてしまう。 ではどうすればよいかと言えば、感情を伴うような情報に疲れてきたら、意図的にストップしてやると良いようです。 自分は、ちょっと入ってくる情報が多すぎるなと思ったときには、目を閉じて「止める・止める・止める」と呪文を唱えます(笑)。 それで入ってくる情報を止めて、考える神経リソースを「メモリープール」に積み上げられた感情情報の消化に回すことをイメージします。 自分の場合は、何もしていないと損した気になることがあるため、「何もしていないこの時間でメモリープールを消化している」と自身を納得させるのです。変人ですね(笑)。 今はどんな情報でも簡単に手に入るが故に、「情報を選ぶ時代」と言われています。 ただ、より良く生きるには「情報を止める技術」を持っていても、悪くはないかもしれませんね。
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《6倍速》だから相場は下げが早い

買ってすぐに値が下がるものって何でしょう?我が家の奥様に聞いたところ、「嫁じゃない?」とニッコリされました。何か悪いことしたのかな・・? さて、株でもゴールドでもビットコインでも、下げる方が早く感じますよね。 試しにゴールドで上げと下げの平均値を調べたところ、以下のような結果が得られました。 上昇1,046回、平均0.727% 下落1,008回、平均0.732% 2010年3月8日から本日2018年5月22日まで 少しだけ下落の方が早いようですね。 ただ為替は少し状況が変わってきます。興味のある方は、過去記事「ドル円は下げの方が早いとは本当か?」を参照ください。 https://www.cocosta.jp/2017/usdjpy-falling-or-rising/   デマ拡散6倍速のツイッター それでも一気に動く時は「下げ」の方が早いと感じることも多いもの。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか? 秘密は人間の心理にあるようです。 アメリカのマサチューセッツ工科大の研究チームが、12万件以上のツイートを調べた調査を公開しました。 すると、デマは真実より1.7倍もリツイートされ、1,500人に広まる速さは6倍だったそうです。 理由として、偽情報は感情を揺さぶりがちな目新しさを感じるものが多いからだそうです。 つまり、私達はもともと「悪いニュース」の方を早く人に知らせたくなる生物のようですね。 生存本能からすれば、とても自然なことかもしれません。 だからこそ、相場に関するニュースでも悪いほうが早く広がる、だから下げのほうが早くなるわけですね。 理屈はわかりますが、自分の持っている銘柄に関しては、良いニュースだけ来てほしいものですね。 ハッピー・トレーディング!    
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こんな理由で世の中から病気は無くならない

もしも一粒飲むだけで、不治の癌が治癒されるとすればどうでしょう? 役所で待たされることもなく、面倒な手続きがオンラインで終わるようになれば? 私たちが使っているコンピューターやタブレット、この記事を届けるインターネット。 それら「文明」を私たちが手にし始めた時間は、地球が誕生してからを24時間に換算して、最後の1分半だそうですね。 二本足で自然の中に暮らしていたヒト科が、火を使い、機械を作り、人工知能からブロックチェーンまで、不自然な進化の早さの最中に私たちはいます。 これだけ技術の進化が早いなら、いまの世の問題はすでに解決していても、なんの不思議もないようにさえ感じます。 それでも、世から病気はなくならず、戦争は形を変えて常に続き、人知れず苦労するシングルマザーは増える。   何故なんでしょう?これを本当に解決するために、私たちが取るべき根本の方法とは、何なのでしょう?   今の私たちは「目の前にある問題を解決した対価」を金銭として受け取り、生活を成り立たせています。 例えば、お医者さんの目的は、患者さんの病を治すこと。 その治療した対価を受け取り、生活を成り立たせています。 つまり、世の中からすべての病気が駆逐されるという、究極の最終目的地に到達すると、、、食えなくなるのです。 だから病気が無くならないか?それは分かりません。 かくいう自分は公務員の親父に育ててもらいました。地方の裁判所で書記官をやっていた父です。 例えば裁判の内容が全て撮影され、音声はテキスト化され、改ざん不可能な形でブロックチェーン上に残るシステムが出来上がっていれば、どうでしょうか? たぶん仕事は無くなっており、自分は学校を卒業することができなかったでしょうね。 つまり、世の中にある問題(不効率・不健康などなど)を解決してしまえば、そのために職が無くなり食えなくなる人が出てきてしまう。 そんなパラドックスを抱えたモデルの上で私たちは暮らしているのです。 だから、本当に低コストで完全に問題を解決してしまうようなソリューションは危険視される。 資金集めは妨害され、そのモデルで利益が脅かされる側に「買収」されてしまう。 では、こんなパラドックスを解決する方法はあるのでしょうか? 一つの考え方は、ベーシックインカムかもしれません。すべての人が「食っていく」のに必要な金額が、すべて分配される世界です。 でも、そこに至るのは難しいでしょうね。 せめて、それが無理でも、短時間で「食っていける」収入を手にすることができれば、人は本当にやりたい活動にだけ時間を振り向けられる。 そこには、「問題を解決して食えない」リスクが存在しない。 だから、本当に問題を解決する方法が雑草のように生えてきて、世の問題を一気に駆逐してしまう。 最高ですよね。 書籍「AIとの競争に勝つベーシックインカムと1日3時間労働」で受けた衝撃。 それは、経済的に困ってる人を普通の生活に戻す最も成功率の高い方法は、必要な現金を手渡すことだという実証結果でした。 研修プログラムも、申請式の補助金も、効果はないし高くつく。 それよりもストレートに現金を渡すことで直接の問題は解決し、管理コストは下がるという、明快な結果が出ています。 ところで、自分が小学生の時に読み、暗澹とした恐怖を感じたこと。 それは「石油があと25年ほどで枯渇する」というものでした。 だって7歳の少年が32歳になったら、文明が止まるわけですよ。 それまでに結婚できるかな?という心配さえさせられてしまいました。 幸いなことに、石油はまだ出てきてますけどね。 ただ、日本が戦争を始めた理由の一つは、1930年当時に「あと20年弱で石油が枯渇する」というデータが背景にあったそうですね。 「石油がない」=「食えなくなる」ことは、国家レベルになると戦争を引き起こすほどの理由になりうる実例ですね。 それほど生存本能は強いものなのかもしれません。 では、ベーシックインカムが今の日本で現実になるかと言えば、多分無理でしょう。 なぜなら、お金を持っていて選挙に行く高齢世代に手出しが必要な制度であり、お金を持たず選挙に行かない(&行けない)若い世代が受け取る側だからです。 それでも、「問題を解決すると食えなくなる」今の世のパラドックスは、もう限界が来ているように映ります。 では自分に何ができるのだろうと考えると、やはり今の活動の延長との関わりの部分に落ち着くのです。 短時間の知的労働であるトレード・運用で、最低限の収入を確保できる人を増やす。 世間体や名刺に書ける「立派な」仕事ではないですね、日本では。 でも時間と場所の自由は効くし、食っていくだけの利益は出ます。 だから、地味に活動を続けていこうと再認識した次第です。 まずは自分にできることから、というところですね。 あなたは、どう思いますか?
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トレードで勝ち残ると決めたなら○○から始めよう

自分で稼いだ資金を「市場」という荒波に投じるとき、できるなら「勝ち残る」側で終わりたいとは、誰しもが思うことではないでしょうか? ただ、そこに至る具体的な方法を知りたいと気ばかりが焦る経験は、私も含めて誰もが一度は経験する道かもしれませんね。 では本当に「勝ち」を残すと決意をしたなら、具体的なアクションとして何を最初にすべきなのでしょう? それは、「取引の記録を残す」ということです。 簡単な話ですが、これを避けて通ることは絶対に出来ないというのが、自分の経験です。 例えば、2月から現在までの自分の取引ログは、こんな感じです。 地味な金額なのはご容赦ください。 下の方に日付が空欄のところがあるのは、オープンポジションです。 エクセルで価格をリアルタイムに更新するようにして、自分の資金がどのように動いているかを把握できるようにしています。 ではなぜ記録が必要かといえば、それはトレードの目的を間違えないためです。 トレードの目的を、誤解を恐れず書くのなら、それは「市場からお金を頂くこと」です。 それ以上でも、それ以下でもありません。 エントリーが下手くそな場所であろうと、一時期は巨万の含み益をもっていたポジションがマイナスに転落して原点で脱出しようと、関係ありません。 残るのは結果だけ。つまり先に公開した取引履歴にプラスが積まれていくのか、赤い字が増えていくのか。それだけです。 この記録を残していないと、勘違いをします。 理想的なエントリーをしたい。自分の読み通りに動いてもらいたい。 もちろん、そうなればベストです。 でもポジションは閉じなければ、何も確定しないんです。 だから自分はオープンポジションの価格が常に動くシートを使っています。 確定していない単なる数字でしかないと、自分に知らしめるためにね。   この記事を書いた理由 先日3月12日に講演をした際、何名かの熱心な受講生の方たちが来てくれていました。 そのうちのお一人は、2014年から熱心に学んでくれている方でした。 もう十分にスキルはお持ちで、最後にブレークする「きっかけ」を探されているようにも見えました。 もちろん取引の記録はすでに取られているかもしれません。 それでも、ひょっとすると「足下の何か」を見つめ直すことで、視界がひらけることもあるのかなと思い、自分のログも公開してみた次第です。 私でも出来たのですから、ぜひ勝ちを掴みに行ってもらいたいと思います。心から。 ハッピー・トレーディング!  
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