フィボナッチレベルにかかる米ドルインデックス
0Comments

2015年と米ドルインデックス

2014の相場を一言でまとめると、「米ドルが強くなった年」に集約されます。ドル円しかりユーロドルしかり、7月以降の相場は米ドル買い一直線でした。 一方で長期的なチャートを見てやると、米ドルのインデックスは、ちょうどいまフィボナッチレベルに引っかかってきていることがわかります。   米ドル分析をトレードに活かす では米ドルインデックスの分析ができたら、どのようなメリットがあるのでしょうか? それは、米ドルに絡むペア全ての値動きが「トップダウン式」に把握できることにあります。 詳しくは、以下のページから無料視聴できる講義で視聴してみてくださいね!。 → 動画講義はこちら 本年最後になりますが、今年一年お世話になりました。読者の方の年始年末が素晴らしいものとなることを祈念するとともに、2015年が皆様にとって素晴らしいものとなることを、心より願っております!
by TORU_COCOSTA
ココスタ~投資で生き抜く知恵はここからスタート
4Comments

ロールリバーサルを使う

近い将来にプライスアクションが活発になる場所を見つける方法の一つに、ロールリバーサルを活用する方法があります。日本語に訳せば「役割反転」ですが、欧米のトレーダーがチャートを見るときに、基本の一つとして身に着けているものなので、簡単に紹介をしてみたいと思います。 チャートを見ていると、何度も値段が跳ね返される場所があります。 この跳ね返される回数が多くなればなるほど、その場所はサポート・レジスタンスとして市場に強く意識をされるようになってくるわけですが、こうした地点がブレークされると、元のサポート(S)だった場所がレジスタンス(R)に、レジスタンス(R)はサポート(S)に役割が反転する可能性が高く、この現象をロールリバーサルと呼んでいます。 上の図では、ピンクでハイライトしたレジスタンスゾーンを相場が何度かテストするも抜けず、下に跳ね返されていましたが、最終的に上の方向に抜けて行き、図の右端でチャートが元のレジスタンスを確認しに戻ってきています。 ロールリバーサルの現象を知っていれば、この時点で 「もともとレジスタンスだった場所まで相場が戻ってきた。ロールリバーサルでこの地点はサポートに変わっているはずだから、この近辺で相場は反転する可能性が高い」 と事前に相場のアタリをつけることができます。 こうしたプライスアクションの繰り返す法則を知っておけば、インジケーターに頼るよりも遥かに手前で相場の動きを予見し、確実度の高いトレード戦略をつくることができます。 FXの相場は機関投資家やプロのトレーダーが動かしています。個人投資家の取引相手はあくまでもブローカーであり、これらのオーダーが直接市場を動かすことはありません。 つまり、この値段を決めている職業投資家・トレーダーと同じ視線でチャートを見て、「自分がプロトレーダーなら、どういう意志決定をするか?」と考えるクセを付けることで、相場のプライスアクションをある程度予見することができるようになってきます。 ロールリバーサルのようなプライスアクションを活用して具体的な戦略を作るには、エントリーの場所を探すだけでなく、ストップとターゲットの場所を見つけ、さらにその戦略が継続的な収益を生み出せる方法なのかを自分で判断する、全体の画を見る知識が必要になります。 さらに突っ込んで具体的な方法を知りたい方は、実践編を視聴されることをおすすめします。 それでは、本日もHappy Trading!
by TORU_COCOSTA
ココスタ~投資で生き抜く知恵はここからスタート
0Comments

チャート上のサポート&レジスタンスを見つける

事前にチャート上で値段が反応する場所が分かれば、便利だと思いませんか?この一番簡単で効果的な方法は、「サポートとレジスタンス(抵抗)の場所を見極める」事です。これを行う一つの方法は、チャートに横線を引き、できるだけ多くプライスアクションが出ている場所を見つけていくことです。 下のチャートを見て下さい。黄色い水平の帯の部分でチャートが数多く反転をしています。つまり、ここに強い売り買いの圧力が固まっているということで、ここがサポートもしくはレジスタンスとなります。 上はドル円の日足チャートのSR(サポート&レジスタンス)ゾーンに水平な帯を引いたものです。黄色いゾーンで値段が反転、突き抜けても一度そこまで戻ってきたりと、市場がこの値段を意識していることが一目で分かると思います。 察しのよい方はすでにお分かりだと思いますが、このSR帯はチャートに横線を引いたとき、どれだけ多くの反転ポイントにぶつかっているか?この数が多ければ多いほど破り難い値段帯であると言えます。 SR帯を使う上で素人が(私もそうでした)間違えるのは、ドンピシャの値段で1本の水平線を引こうとすることです。相場はさまざまな立場の参加者と思惑で成り立っているものなので、これはまず無理です。線ではなく、帯(ゾーン)で捉えることで、より柔軟な対応ができるようになります。  
by TORU_COCOSTA