瞑想

トレードでもビジネスでも、家事や普段の生活でも思う通りに行かずイライラが募ることはありませんか？管理人もそんな経験がつづき、解決をしてみようと毎朝夜２回瞑想をするようにしたのですが、気がつくとある程度自分の考えを選ぶことができるようになってきたように感じます。そこで私自身の経験をシェアしてみたいと思います。   ■：思考に乗っ取られる 瞑想を始めるのに特別な準備は必要ありません。静かな場所（もしくは耳栓を使って）にリラックスできる服で座り、背筋をまっすぐにできる姿勢を選びます。目を完全につぶると、思考が忙しく出てきてしまうので、２ミリくらい目を開いておきます。呼吸を落ち着けていくと、、、すぐに要らない思考が襲ってきます。 「呼吸を大きくすわなきゃ。あれ、そういえば水道料金の支払いが今週末だったな。なんでクレジットカードで支払いの申し込みをしておかなかったんだろう。そういえば、この前飛行機に乗った時、マイレージを登録忘れてしまった。あー、損した。そういえば近くで開店準備してるスーパーは、いつころ開店するんだろう。園芸の店が併設するらしいから手押し車でもあったらいいけど、このまえ折りたたみのカートを捨ててしまった。なんてことをしたんだろう。。。」 そして気がつくと、そんな思考に乗っ取られ、瞑想をハイジャックされてしまうことが度々ありました。静かにした瞬間にそんな思考が襲ってくる経験をすると、普段の生活がどれだけ意味の無い思考に支配されているのか恐ろしくなりました。   ■：イメージに意識を合わせる その思考ハイジャックを乗り越えようと「思考を止めよう」と考えると、今度はその「止めよう思考」に支配をされてしまうという具合でうまく行きません。そんなとき昔、妄想していたことを思い出しました。それは、人間は水みたいだなぁということです。 「水は海になったり大気の一部になったり、雲になったり、地下水になったり、氷になって北極に浮かんだり。地球の裏の小さな山で湧き出ている水も、日本の利根川を流れる水も、瀬戸内海の水も、バラバラだけど結局は全部がつながっている。コップに入った水も入れ物で分かれているけど、シンクに流せばまた一緒になる。ひょっとして人間は、そんな入れ物に入った水なのじゃないか？他の人や自然とも、ひょっとすると結局つながっているんじゃ？」 とまあ、妄想をしたわけです。 これが正しいかどうかはわかりませんが、そのイメージを使ってみたのです。自分はコップの入れ物で、瞑想をしている間は「入れ物」を開放して外と中の水を入れ替える。入れ替えると自分じゃなくなるかもしれないけれど、まあいいやという具合です。 そうすると一体感というか、私の場合は鳥肌が立つような感覚を味わうことができるようになりました。もっと技術が上がれば別の感覚を得られるのでしょうが、とにかく「考えて」やるより「イメージ」にフォーカスしたことで少し前に進んだ気がしています。 瞑想を終えたら、最初に頭に浮かんできたことをノートに書き出して、それを一日の最初にやるようにしています。ビジネスのこともあれば、トレードのこともあります。また必要な人にコンタクトを取るということだったりもします。それを素直に行動に移したときには、比較的すんなりと前に進むことが多いです。なぜかは分かりませんが、瞑想の効果だと思うようにしています。   ■：瞑想とトレード うまく瞑想でリフレッシュした後にチャートを出してくると、チャートの先が「見える」ことがあり、その「見えた」イメージを素早くノートに書き留めておくと、後でそれがどれだけ正確だったかを知りビックリすることがあります。 相場と対峙を続けると、自分の思考を飲み込まれてしまうことがあります。そんなときは一旦相場から離れて、プチ瞑想をしてみたらどうでしょう？違う角度でチャートが見えるかもしれませんよ。 それでは、今週もHappy Trading!