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ドル円7月雇用統計のビフォーアフター

7月2日雇用統計前のドル円は2つのハーモニックパターンを完成させていました。さらにギャップとピボットの組み合わせで強い抵抗帯ができ、市場の売り目線が強くなったところで出た雇用統計のドル売り材料は、チャートを綺麗なプライスアクションに収めました。ツイッターで公開していた分析画像と、ハーモニックパターン講義内にアップしていた分析画像も全て公開をしています。 https://youtu.be/YucoePViqZ0   動画内で使った素材 ▼ 雇用統計前に1時間足で見えていたサイファー(Twitterから) #USDJPY, ドル円がギャップを埋めれば、サイファー完成です。講義内に上げたディスカッションを公開シェアしてみました。 pic.twitter.com/ra0RdDn5Ks — FXKAWASECHART (@FXKAWASECHART) 2015, 7月 2 ▼ 雇用統計直前に15分足で完成したバタフライ(Twitterから) 間もなく雇用統計ですね。ドル円15分にバタフライがでています。 ちょうどピボットを打って、もう少しで週明けギャップを埋めます。 pic.twitter.com/Gi3ujIR8ie — FXKAWASECHART (@FXKAWASECHART) 2015, 7月 2 ▼ 分析の動画で使ったサイファーと5-0パターンのコンビネーション画像 ▼ 7月6日追記|ドル円1時間足のその後  
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サポレジを見つけるシャチ

サポート・レジスタンス、つまり支持線・抵抗線には、破られやすいもの、最後までホールドするもの等さまざまあります。サポレジの強い銘柄やペアを判断する簡単な方法がありますので、シャチのシャム君に講義をしてもらいました。 簡単に説明すると、サポート・レジスタンスはゴムボートのようなもので、多くの点で支持されているほど上に乗れる人が多くなる、つまり強度が強くなります。さらに、その支持される方法を見ることで、どちらのチャートがホールドする可能性が高いかを見分けることができます。 こちらの講義は、「負けないトレード実践編」に本日夕方、追加アップロードされています。 今回の講義以外も、少しずつですが新たな内容を追加アップロードしています。 ※ 既存の受講生の方は、もちろん新しい講義を全て視聴して頂けます。 2015年5月追加講義:2大テーマを例え話で分かりやすく説明 負けを避けるために絶対に必要な要素 (テキスト) 負けを避けるために絶対に必要な要素①|東京か北海道か? (04:24) 負けを避けるために絶対に必要な要素②|玉子焼きは半熟か? (02:26) 2015年5月追加講義:方向を味方に付けるために必要な考え方と道具 章の目的 (テキスト) 欧米のプロトレーダーが方向判断で必ず使う鉄則を公開 (08:48) ライントレードとは|日本での注目度も相場に影響を与える (01:55) トレンドライン|引き方で強度が変わる理由 (08:40) その他 2015/03/26 ブレークアウトを効率的に捉えるエントリーの方法 (08:11) どちらのSRに乗るか?シャチに見立てた実トレード例から掴む (09:53) もし他のコースも受講したくなった時には・・・10%OFFクーポン → 負けないトレード実践編 簡単なことこそ、いざというときに真価を発揮するものかもしれませんね。 それでは、ハッピー・トレーディング!
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ドル円|踏ん張るペアがチャンスの横顔を見せる

混沌とした値動きをする相場にあっても、道筋をたどればチャンスを見つけられることがあります。ドル円の今の踏ん張りはチャンスの横顔を見せており、米ドル全般との力関係からドル円ペアの見通しを説明してみます。 4月29日に大きく報道されたニュースは、米国のGDPが予想比で大きく下回ったというもので、米ドル売りを加速させました。 米商務省がこの日発表した1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率換算0.2%増と、2014年10-12月期の2.2%増から一気に減速した。エコノミストらは1%の増加を予想していた。 4月29日のWSJから抜粋 (→原文) 下のチャート(クリックで拡大)は、米ドルインデックスがニュースに先立ち28日には主要なサポートラインを突き抜け、29日のニュースで更に大きく下落したものです。同じニュースが出るにしても、相場が向かう方向をサポートする材料が大きな値動きにつながる一つの事例ですね。 こうした動きを受け、主要な米ドルペアは軒並み米ドル売りに動いたのですが、サポートを割らずに今でも踏ん張っているペアがドル円です。 ドル円が出遅れているという考えもありますが、長期的なチャートを見ていると下から強いサポートが上がってきていることがわかり、踏ん張り通す可能性はあります。 こうした一連の流れとドル円の短期戦略を、講義(→こちら)内『レクチャー125』に、11分30秒の動画でアップしておきました。 それでは、ハッピー・トレーディング!
by TORU_COCOSTA
ココスタ~投資で生き抜く知恵はここからスタート
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サイコロジカル(心理)レベル

なぜドル円相場は80.00等のキリが良い数字で反応するのでしょうか?過去記事の<サイコロジカル>で紹介した内容に関して質問を頂きましたので、これに答える形で掘り下げてみたいと思います。 サイコロジカルポイントの事で質問します。 キリの良い価格の算出に法則がありますか? 15分足のキリの良い価格は現在のレートに近いですが、なぜ1時間足やDailyと15分足のキリの良い価格が違うのですか? 主要通貨のすべてのペアで、キリの良い価格から10%づつ引いた価格、また10%づつ足した価格は、キリの良い価格と言えますか? 最後にGBP/JPY=実際レート122.9405円です。キリの良い価格を教えてください。 onoue様 キリの良い価格とは、末尾に出来るだけ0が多く付く数字です。 質問4のポンド円を下に伸ばすなら、以下の順でキリが良くなっていきます。 122.00 / 121.00 120.00 / 110.00 100.00 (一番キリが良い) またドル円は75円Midまで下げましたが、キリの良い順に上へ伸ばすなら、下のようになります。 76.00 / 77.00 / 78.00 / 79.00 80.00 / 90.00 100.00 (一番キリが良い) なぜサイコロジカルが発生するのか? なぜこうした現象が起こるのでしょうか?集団心理を考えるとわかりやすいかもしれません。身近なドル円の事例で考えてみましょう。 企業が行う為替予約等の多くは78.00や79.00等のキリが良い数字で行われます。社内レートを簡潔にするためという事情もあるでしょうが、こうした注文が入るために、78.00や79.00の「小さな」サイコロジカルでも値段が反応します。 また普段は為替に興味が無いが海外旅行等に行くことを考えている人たちは、新聞の見出しで「ドル円80円を突破して上昇」等を見ると、「今のうちに予約を完了させないと円安に進んで費用が高くなるかもしれない」と考えて旅行の申し込みを行う人が増えるかもしれません。 そして普段は全く為替に興味のない人でも、週末のニュースやワイドショーで「ドル円が100円に戻した!」等の特集で、自分の好きなコメンテーターやゲストがそれに対して発言すると、急に為替に興味が湧いて外貨預金等をはじめる人が増えるかもしれません。 これら個別の活動は一つの事例に過ぎませんが、値段のキリが良くなればなるほど値段帯に興味を持つ人が増え、結果的に売買の量が増えることはイメージできると思います。 下の画像を見るとドル円の取引量が実際にサイコロジカル80円近辺で大きくなっていることがわかります。(画面下のバーチャートは取引量) これらを踏まえて、頂いたご質問にお答えしていくと、次のようになります。(1と4の回答は文中を参照ください) 15分足のキリの良い価格は現在のレートに近いですが、なぜ1時間足やDailyと15分足のキリの良い価格が違うのですか? トレードに使う時間足が小さくなるほど、市場からの一定の入力に対してプライスアクションの影響を受けやすくなります。「キリの良い順」で下位にあたる値段帯は、日足ローソクで見ればヒゲの通過ポイントでしかなくても、15分足ではサポート・レジスタンスとして十分に活用することができることが多々あります。もちろん15分足のチャートでも「大きな」サイコロジカル(ドル円80等)にぶつかれば影響大ですが、現実問題として下の時間足で「大きな」サイコロジカルに出会う機会は少なく、そのために「小さな」サイコロジカルも活用していく必要があるということです。 主要通貨のすべてのペアで、キリの良い価格から10%づつ引いた価格、また10%づつ足した価格は、キリの良い価格と言えますか? これは関係ありません。あくまでも「見た目でキリが良い」数字がサイコロジカルです。 なお、似た用語に「サイコロジカルライン」がありますが、これは「売られすぎ」「買われすぎ」を過去の値動きから算出して表示するインジケーターで、欧米では使われていません。あしからず。。 サイコロジカルでのプライスアクションを使ったトレード方法は、<負けないトレード実践編>にて学べます。
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チャート上でSR水平線を引く
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サポート・レジスタンスゾーンの見つけ方

チャート上でサポートやレジスタンスのゾーンをどうやって見つけたら良いのか?読者様から貴重な質問を頂いたので、許可を頂いた上で質問を掲載させて頂きました。 いつもブログ拝見させてもらっております。 EURUSDの相場分析のビデオ(1、2)について一つ質問させて下さい。 weeklyのチャートでは、1.40374と1.30191。dailyのチャートでは、1.30136に水平線を引かれていました。なぜここにSRゾーン(水平ゾーン)が引けるのか教えて頂けませんでしょうか?ビデオ解説を拝見して、自分なりの解釈では、なるべく多くの本数を表示させて視覚的にSRとなってそうなと所って感じで水平線を引くのですが、どうもしっくりきません。 相場の高値圏、安値圏といった判断も水平線の分析があってできるものだと思います。ここのSRゾーン抜けたら、次のSRはここで、そこまで上がるかな~といった相場観が持てません。各時間足でヒゲで引いたり、実体で引いたり、または視覚的にこの辺で分れているかな~と引いたり悩んでいます。 サポート&レジスタンスの理解は相場観をつけるうえでの必須であるような感じを受けています。有料ビデオでも結構です。水平線の引き方、使い方など、管理人様の思考順序など教えて頂ければと思います。失礼します。 サポートとレジスタンスの水平線を引くには、おおまかに2つの方法があります。 一つは過去に値段が何度も跳ね返された場所を見つけていく方法 相場の値段を強く押し上げたり、押し下げたりし始めた拠点(→ ロケットの発射台)の部分を見つけていく方法 下のビデオでは1の紹介をしています。 さて一つ大切になってくるのは、時間足の選び方です。 詳しくは【実践編】で紹介をしていますが、エントリ地点を見つけるために使っているチャートとは別の時間足でSRゾーンを引く必要があります。 例えば以下のような組み合わせです。 エントリー用のチャート --- 15分足   SR水平ゾーンを見つけるチャート ---1時間足 エントリー用のチャート ---  3分足   SR水平ゾーンを見つけるチャート ---15分足 エントリー用のチャート --- 4時間足   SR水平ゾーンを見つけるチャート ---日足 エントリー用のチャート --- 日足     SR水平ゾーンを見つけるチャート ---週足 週足で100pip幅のSRゾーンを見つけたのであれば、エントリーのタイミングは日足で見つけます。また15分足で10 pip幅のSRを見つけたのであれば、3分足でエントリーします。そしてエントリーした後には、元の意思決定チャート(SRを見つけた時間足)に戻るといった具合ですね。 ぜひ複数の時間足チャートを使いこなせるようになってくださいね。 それでは今週もHappy Trading!  
by TORU_COCOSTA
ココスタ~投資で生き抜く知恵はここからスタート
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相場ロケット発射台 機関投資家のオーダー残

チャートには、相場をロケットのように打ち上げる「発射台」にあたる場所があります。こうした場所には、機関投資家の注文残が固まっており、値段が再度そこに戻ってきた時には、相場を反発させて大きく動かす力があります。では、この発射台はどうやって見つければ良いのでしょうか? 機関投資家が発注を出しているシーンを想像してみてください。 売り買いが集中する値段帯では、顧客からの大量の売買注文が入り、ディーリング・デスクの上には注文書類の束が積み上げられることになります。 仮にこれがすべて買い注文であったとすると、すべての注文書類が処理されるまで、相場の値段は下がらないことになります。そればかりか、反対側の売り手の注文書類が先に尽きてしまえば、値段は上に向いて跳ね上がることになります。 ところが相場が跳ね上がったあとにも、この場所には買い注文残の書類が大量に残っているわけです。 つまり相場が再度その場所に戻ってきた時には、ディーリングデスクは喜んで買いの注文を入れて、注文を処理しようとするわけで、結果的に値段は再度跳ね上がっていくことになります。 具体的に見る場所ですが、相場の値段が跳ね上がった手前の揉み合い相場を見つけることから始めます。 図の黄色でハイライトした場所は注文が大量に入り、値段を大きく跳ねあげています。そして再度買い注文が残った場所(オレンジのゾーン)にローソクが入った瞬間、再度跳ねあげています。 こうした機関投資家の発注フローを考え、買い(売り)圧力が残っている場所を突き止めることで、自分のトレードプランの立案に大きくプラスにすることができます。 この「発射台」理論を実際のトレードに当てはめ、具体的なトレード戦略に活用していくための詳細を説明したビデオを作りました。 先に発売している「ローソク足で高収益トレード」の特典として配布をしています。すでに購入済みの方はお持ちのログインパスワードでダウンロードをして頂けます。 実際にデモビデオを作りながら、この方法の威力と精度を再確認することができました。常にサポート・レジスタンスとプライスアクションの重要性を述べてきましたが、この手法はその王道を行くものだと自負をしています。 ご興味のある方はこちらからどうぞ。  
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チャート上にラインを引く 【サポート&レジスタンス】

相場の先の値動きを予測するには、サポート・レジスタンスラインを見つけることが必要になります。多くの場合、こうしたライン上に相場が差し掛かるとプライスアクションが活発になり、相場の向きが変わったり、もみ合いに入ったりします。このラインの引き方を実際のチャートでデモしたビデオをつくりました。 サポート・レジスタンス(SR) ラインを使う上で気をつけておくことがいくつかあります。 一本の「正解ライン」があるわけではなく、「ゾーン」で見る 値段がラインにぶつかって反転するかブレークするかは教えてくれない それでも、このSRラインを活用することで、トレード戦略を有利に作ることができるようになります。 右の図はチャート上サポート・レジスタンスのラインを引いたものです。 プライスアクションが活発になったり、値が反発する場所を拾っていくと、横のラインを引けることがわかります。 「市場の記憶」という現象があり、こういった値段帯は相場が覚えており、将来相場がそのSRライン地帯に入ってくると、また売り買いが活発になる現象があります。 こうしたSRライントレード戦略に組み入れることで、収益率の高いトレード戦略を立てることができるようになります。  
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サイコロジカル(レベル)

テクニカル分析の中で最も簡単で分かりやすく、かつ信頼度が高いものに「サイコロジカル(レベル)」があります。直訳すれば「心理レベル」と難しく聞こえますが、簡単に言えば「キリの良い値段」で相場のプライスアクションが活発になる現象のことです。例えばドル円で言えば、100円のような値段です。 このサイコロジカルは使う時間足によって重要度がそれぞれ変わってきます。短期でトレードしている人たちにはUSD/JPY 78.00等もサイコロジカルレベルとして使うこともできます。 なぜ値段がサイコロジカルで反応するのかといえば、単純に相場に参加する一定割合の人々は、キリの良い値段で売り買いをするからで、またその動きを予測して「ここで売り買いが入る」と考えトリガーを引く(注文を入れる)参加者が多くなるため、実際のプライスアクションが出ることになるわけです。 そしてサイコロジカルを活用出来れば何が素晴らしいかというと、、、 相場にエントリーする前にプライスアクションが活発になる場所が分かる 解釈の仕方が人によって異ならない (100円は100円) こうしたプライスアクションを活用すれば、具体的なトレードの戦略を立てて、他の一般トレーダーよりも一歩早く意思決定ができるようになります。 たかが一歩ですが、相場では一歩がすべてを決めてしまうことがしょっちゅうです。 サイコロジカルレベルを使って具体的なトレード戦略を作る方法は、テクニカル実践編のにて詳しく説明をしていますので、ご興味のある方はぜひご覧になってください。
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プルバック(戻し) – 集団心理の逆を突く –

相場は一定方向に動いている時でも、必ずプルバック(戻し)を入れながら進みます。プロトレーダーは、この相場の習性を活用して、報酬比率の高いトレードのエントリを行います。ひょっとして、以下のような経験はありませんか? 緑色(赤色)のローソクが急に伸び始めた!今入らないと置いて行かれる。どうする?どうする??よし!成り行き注文を入れろ!ポジションは?今の勢いなら勝てる!!普段は10だが、20入れておけ! ??相場が反転した??おいおい、いきなりpipがマイナスに突入した。やばい!このまま進んだら倍のポジションで大損だ。決済してロスを食い止めろ!!ふう、-40pipで収まった。 あれ、チャートが反転して元の方向に戻り始めた。?加速している??何?エントリしたポイントを抜けて走り始めた。あああ!損切りしなければ良かった。よし今の勢いに乗って負けを取り返せ!ポジションは40だ! (続く) こうして相場の70%を形成する負け組は証拠金口座の金額を無くし、この「人間の欲と恐怖」が同じように繰り返すことを知って活用する11.5%の勝ち組プロにお金が流れていきます。 失う側から得る側に回るためには、まずこの集団心理を知ることです。エゲツなく言えば、「欲と恐怖で動く集団」の行動を予測し、逆手に取ることです。 その集団心理の代表がプルバック、つまり「戻し」です。チャートが動き始めてから飛び乗りエントリをするアマチュアと、そのタイミングを見計らって反対売買を狙うプロとが絡みあうわけです。 プロとアマチュアとの繰り返し発生する集団心理でできる相場の戻し(プルバック)ですが、この現象を事前に予測して自分の戦略に活かすことで、報酬比率の高いトレードが継続的に行えるようになります。 プルバック(戻し)を使う 相場は大抵の場合、ブレークした場所を確認しに戻ってきます。もし戻ってこない場合は??トレードの機会はロスしますが、証拠金はロスせずに済みます。 自分自身に問いかけて下さい。「11.5%の勝ち組」に入りたいと思いますか?「食われる側」から「食う側」へ回る決意はありますか??その為には継続的な努力を惜しまない自信がありますか??? もしyesであれば、、、 目の前で走り出すチャートに引きずられるのではなく、相場に入る前にテクニカルのポイントを自分で十分に分析してエントリと利食いの戦略を決めておき、その地点まで相場が戻ってくることを忍耐強く待つ、もし戻らなければ次のトレードを探す決意をすることです。 慣れるまでの間は幾つもトレードを逃すことがあるでしょう。それでも相場の素晴らしいところは、「必ず次がある」事です。自分の決めたシナリオ通りに動くチャートのみ信頼し、プルバック(戻し)を使ってエントリすることを徹底する事で、11.5%の勝ち組に入れるまでの時間を大幅に短縮することができます。 具体的に相場でプルバックを戦略に活用する代表的な手段には、以下のようなものがあります。 サポート・レジスタンス(SRゾーン) フィボナッチ・リトレースメント ピボットポイント 指数移動平均線 これらを組み合わせて戦略を作っていくわけですが、この具体的な流れはテクニカル実践編で4時間以上をかけて紹介していますので、ぜひそちらをご覧ください。(私もトレードを始めた時にこうした教材があれば、どれだけ証拠金を無駄にせずに済んだかと思うばかりです。)
by TORU_COCOSTA
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ロールリバーサルを使う

近い将来にプライスアクションが活発になる場所を見つける方法の一つに、ロールリバーサルを活用する方法があります。日本語に訳せば「役割反転」ですが、欧米のトレーダーがチャートを見るときに、基本の一つとして身に着けているものなので、簡単に紹介をしてみたいと思います。 チャートを見ていると、何度も値段が跳ね返される場所があります。 この跳ね返される回数が多くなればなるほど、その場所はサポート・レジスタンスとして市場に強く意識をされるようになってくるわけですが、こうした地点がブレークされると、元のサポート(S)だった場所がレジスタンス(R)に、レジスタンス(R)はサポート(S)に役割が反転する可能性が高く、この現象をロールリバーサルと呼んでいます。 上の図では、ピンクでハイライトしたレジスタンスゾーンを相場が何度かテストするも抜けず、下に跳ね返されていましたが、最終的に上の方向に抜けて行き、図の右端でチャートが元のレジスタンスを確認しに戻ってきています。 ロールリバーサルの現象を知っていれば、この時点で 「もともとレジスタンスだった場所まで相場が戻ってきた。ロールリバーサルでこの地点はサポートに変わっているはずだから、この近辺で相場は反転する可能性が高い」 と事前に相場のアタリをつけることができます。 こうしたプライスアクションの繰り返す法則を知っておけば、インジケーターに頼るよりも遥かに手前で相場の動きを予見し、確実度の高いトレード戦略をつくることができます。 FXの相場は機関投資家やプロのトレーダーが動かしています。個人投資家の取引相手はあくまでもブローカーであり、これらのオーダーが直接市場を動かすことはありません。 つまり、この値段を決めている職業投資家・トレーダーと同じ視線でチャートを見て、「自分がプロトレーダーなら、どういう意志決定をするか?」と考えるクセを付けることで、相場のプライスアクションをある程度予見することができるようになってきます。 ロールリバーサルのようなプライスアクションを活用して具体的な戦略を作るには、エントリーの場所を探すだけでなく、ストップとターゲットの場所を見つけ、さらにその戦略が継続的な収益を生み出せる方法なのかを自分で判断する、全体の画を見る知識が必要になります。 さらに突っ込んで具体的な方法を知りたい方は、実践編を視聴されることをおすすめします。 それでは、本日もHappy Trading!
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