個人トレーダーの間では、ほぼ業界標準にのし上がったMT4ですが、なぜこれほど人気が高いのでしょうか?
少し理由を探ってみました。

  1. 動作が軽い
  2. 多くのブローカーが採用 → ブローカー乗り換えが楽 (DealBookはGFTのみ)
  3. EAの開発情報が共有される体制が整っており、選択が広い
  4. バックテストができる

さてこのMT4ですが、一つだけ弱点があります。それはチャートの時間設定を変更できないということです。つまりブローカーが決めた時間設定に従うしか無いのです。

Forexは24時間市場なので、株式取引のように明らかな「始値」と「終値」がありません。そこで一昔前までは業界の便宜上、GMTの夜中12時を日足の区切りとしていました。ところがリテールトレーダー(個人トレーダー)が増えるに従いブローカーの選択肢も増え、営業地がある時間帯を標準設定とする会社が増えてきました。

ところが、今でもフォレックスの相場を動かす一番影響力が強い機関投資家は、GMT0時を区切りとするチャートを見ています。当然ピボットポイントの計算もGMT0時、ローソクチャートもGMT0時です。この時間設定の重要性は、実践編の無料ビデオで細かく述べています。サイト右上のメルマガ申し込み欄へメールアドレスを入力すれば、すぐに見ることができますので、一度視聴してみてくださいね。