移動平均線をベストに設定する方法
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移動平均線のベストな期間設定

http://youtu.be/An0MBHQDLfY 移動平均線を設定する際に、最適な期間設定が分からず苦労した方も多いと思います。この問題は以下の2つで解決をすることができます。 【一般的に多用される期間設定を知る】 【設定を個別に検証する方法を身に付ける】 冒頭の動画では、移動平均線を活用するための一般的な注意点を述べるとともに、本講義で説明する内容をまとめてみました。   期間設定に唯一の正解は無い 実は移動平均線の期間設定に「唯一の正解」はありません。なぜなら移動平均線と一口に言っても、種類が幾つもあるためです。 単純移動平均線 指数移動平均線 加重移動平均線 等々 これらの移動平均線の種類に加え、以下のような変数も加わってきます。 期間設定(短期/中期/長期) チャート種類(ローソクかポイント&フィギュアかなど) 対象の相場(FX/株式/インデックス) つまり100人のトレーダーが全て同じ移動平均線の設定を使うと考えることは現実的ではなく、移動平均線の設定にも唯一の「絶対的な」正解は無いということになります。 受講生の方からも、このトピックについて質問を頂いたので、抜粋をしてみます。  月足と週足での移動平均線の期間設定について 現在の期間設定は テキスト通りの3通りで設定していますが、月足や週足を見るときでも同様の期間設定でよいのでしょうか? 一般的には、月足(24、60)、週足(26、52)の設定をよく耳にするのですが、機関投資家は 一般的に、どの期間設定で、月足や週足を見ているのか教えてください。(KBさん) 冒頭で述べたように、この質問に対しては「一般的に多用される期間設定」を知った上で、「個別に検証」していくことで対応できます。 特に後者は「自分にとっての正解を見つける方法」と言い換えることもできます。 自分だけの正解を見つける道筋さえ身に付けておけば、時代や相対する相場の種類が変わったとしても、どのような相場でも最適な移動平均線の設定を見つけ、その強みを活かして行くことができます。 ぜひ、「あなただけの正解」を見つけ出す能力を身に付けてくださいね! ▼ 講義の続きはこちら: プロトレーダーが使うテクニカル分析・実践編v3.0 http://pro.cocosta.jp/technical_strategy_professional_price-action  
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MACD 意味と使い方

MACD(マックディー)と聞くと凄いツールを使っている気になりますが、実際は2本の指数移動平均線の距離を拾っていったもので、相場のスピードを計測するためのツールです。 MACDはMoving Average Convergence Divergenceの略で、日本語では移動平均収束拡散指標と呼ばれ、「2本の指数移動平均線(EMA)の差を数値にしたもの」です。 実際にトレードの参考にする場合は、ローソクチャート上に表示させるEMA(指数移動平均線)とMACDの設定を同一の値に設定する必要があります。例えばEMA21とEMA55で設定した場合、この二つの移動平均線ががクロスする瞬間がMACD値の0になります。 他にシグナルラインというMACDに付随する別の線がありますが、この線は、単にMACD自体の指数移動平均を取ったもので、本線との交差で相場の反転を測ろうとするものです。実戦では移動平均線クロスと同じで、エントリのタイミングが遅く報酬比率が悪いため殆ど使えません。 ではどういった使い方が考えられるのでしょうか?? こうした遅行指標を使う一つの方法は、チャートの動きと指標の動きが乖離している点(ダイバージェンス)を見つけることです。 例えばチャートは前の高値を抜いて上昇相場であるのに、インジケーターの数字は前のピークより低くなっているような場合です。
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移動平均線、FXでの使い方1

実は移動平均線だけを使っていてもFXでは勝てません。このツールは「過去に何が起こったか?」を教えてくれるものと理解することが必用です。それでも本場のファンドマネジャーは、この移動平均線を使って稼ぐ方法を知っています。 為 替FX相場で勝つには、「複数のツールを組み合わせて自分なりの予測を組み上げ、それを基本にチャートが自分のシナリオ通りに動いたときにエントリする」 という事前の戦略が不可欠です。 移動平均線はこの予測戦略を組み上げるのに必要不可欠なもので、また本場のファンドマネジャーも移動平均線を活用して戦略を組み立てています。 よく知られているのは「単純移動平均線(SMA)」で、一定期間の終値を単純にローソクの本数で割ったものですが、本場のファンドマネジャー達が使っているのは「指数移動平均線(EMA)」です。 これは直近の終値をより重視したもので、為替相場の動きにより敏速に対応してくれることが利点で、後に出てくるMACD(マックディーと読みます)との相性がよいのもメリットのひとつです。 下の画像は単純移動平均線と指数移動平均線をfxチャート上に同じ21日設定で表示させたもので、赤色の指数移動平均線の方がローソクに近く、直近の動きをより迅速に反映しているのが分かります。 では<次の章>では、fxでの指数移動移動平均線活用方法を紹介します。  
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