スーパートレーダーの条件は?

受講生質問・・・「どのような基準をクリアすればスーパートレーダーなのでしょうか?」。答は身近で地味なところに転がっているようです。さっそく回答していきましょう!

《頂いたご質問から抜粋》

巷には月間◯◯◯pips以上獲得していると謳う教材やブログ・自称コンサルタントが数多く散見されます。

中略・・・

佐々木様が実際に会ってきたトレーダーを基準とすると、月間何pips安定して獲得できていたらスーパートレーダーと言えるでしょうか。無論、獲得pipsの多さだけでトレーダーの優劣が決まるものではないことは承知しております。

ただ、獲得pipsの多さを売りにした教材やコンサルタントがあまりにも多いことに疑問を持ちましたので質問させていただきました。

※ 注・・・ 数値は◯◯とさせていただいております。

最初に、おことわりだけ。。。

私自身は、日本で他の方が作成されている教材から学んだことはございませんので、良し悪しの判断はできかねる点はご了承ください、、、

というDisclaimerを終えたところで、スーパートレーダーの定義ですね。

現実のトレードで利益を作り、残していくときに最も必要なことは、「どうやってpipsを稼ぐか」よりも、「いくらの金額を作るか?」が明確に定まっていることかもしれません。

さらに突っ込んで言えば、「どれだけの金額に達したらトレードを止めるか?」という線引きが明確であり、そこは何が起こっても変えないということですね。

トレードを始めたときには、クリック一つで地球でも買えるような気分になるものです。ビギナーズラックでいきなり勝ち続けることもあるでしょう。

ところが、具体的な出口が決まっていないときに資金が2倍になれば、明日も2倍、明後日も2倍にしようと思うものです。

そして本当に必要なお金がいくらなのか?という地味な疑問は、最初に決めておかない限り、どこかに置き去られてしまいます。

人間は不思議なもので、止まるポイントを事前に明確にしておかないと、永遠に大きな金額を得続けようとするようです。

持って生まれてきた「あくなきチャレンジ精神」も、向かうところを限定してやらないと、害になるわけですね。

その結果、とめどない増殖へのモチベーションは、口座資金をオール・インで一発勝負に出させたりします。

運良く何度か勝ったとしても、オール・アウトになる日はいずれ来ます。それまで積み立てた額も、まとめて全部アウトになる日ですね。。

ですから、もしスーパートレーダーという定義が存在するのなら、それは自分が決めた場所に到達したら、トレードを止める重要性を理解し、鉄の意志で継続し続けられる人ではないでしょうか。

 

成功トレーダーが続けていること

ココスタ受講生でも、成功しているトレーダーさんは多くいます。ありがたいですね!

そうした受講生に話を聞くと、自分のルール、もっと言えばトレードをしないときのルールが明確でクリアな方ばかりです。もちろんコース内では、その重要性をしつこいくらい繰り返していますが、継続して実行している方には早く結果が付いてきているようです。

年間の目標値をヒットしたら、口座から資金を下ろし、強制的に取引できない環境を作った方・・・地味ですが確実ですね!

普通の会社勤めでは、絶対に稼げないような金額を作りつづけているにもかかわらず、あえて古い車に乗っている方・・・謙虚さを忘れては元の木阿弥になるから、それを自分に言い聞かせるためだそうです。

専業になり、ずっとそれで生計を立てているにも関わらず、一つのおごりもない方・・・偉そうにしたら相場に狩られてしまうから、最低限だけ頂き、まだまだだと自分に言い聞かせるのだとか。

そんなふうに見ていくと、欲と自分とを分離させる意志と方法を持ち続けている人こそが、成功に好かれるのかもしれませんね。

About The Author

佐々木徹 (ささきとおる)

株式会社ファム代表取締役。1973年愛媛県生まれ。英国ノッティンガム大学にて心理学を専攻、香川大学経済学部卒業。15年間の日米商社勤務を経て、2014年に独立・起業。同年には米国オンライン教育No.1のUdemyにて日本人初のトップ13講師入り。2,500名を超す受講生にトレードを指導する「ココスタ」運営責任者であり、トレーダー、起業家、マーケティング・ストラテジスト。ビットコイン取引にも精通し、2016年より英語圏に向け、YouTubeチャネル「Bitcoin Geekend」にて発信。購読者数は現在1,500名を超える。講義一覧はこちら。