チャート上でサポートやレジスタンスのゾーンをどうやって見つけたら良いのか?読者様から貴重な質問を頂いたので、許可を頂いた上で質問を掲載させて頂きました。

いつもブログ拝見させてもらっております。
EURUSDの相場分析のビデオ()について一つ質問させて下さい。

weeklyのチャートでは、1.40374と1.30191。dailyのチャートでは、1.30136に水平線を引かれていました。なぜここにSRゾーン(水平ゾーン)が引けるのか教えて頂けませんでしょうか?ビデオ解説を拝見して、自分なりの解釈では、なるべく多くの本数を表示させて視覚的にSRとなってそうなと所って感じで水平線を引くのですが、どうもしっくりきません。

相場の高値圏、安値圏といった判断も水平線の分析があってできるものだと思います。ここのSRゾーン抜けたら、次のSRはここで、そこまで上がるかな~といった相場観が持てません。各時間足でヒゲで引いたり、実体で引いたり、または視覚的にこの辺で分れているかな~と引いたり悩んでいます。

サポート&レジスタンスの理解は相場観をつけるうえでの必須であるような感じを受けています。有料ビデオでも結構です。水平線の引き方、使い方など、管理人様の思考順序など教えて頂ければと思います。失礼します。

サポートとレジスタンスの水平線を引くには、おおまかに2つの方法があります。

  1. 一つは過去に値段が何度も跳ね返された場所を見つけていく方法
  2. 相場の値段を強く押し上げたり、押し下げたりし始めた拠点(→ ロケットの発射台)の部分を見つけていく方法

下のビデオでは1の紹介をしています。

さて一つ大切になってくるのは、時間足の選び方です。

詳しくは【実践編】で紹介をしていますが、エントリ地点を見つけるために使っているチャートとは別の時間足でSRゾーンを引く必要があります。

例えば以下のような組み合わせです。

  • エントリー用のチャート — 15分足   SR水平ゾーンを見つけるチャート —1時間足
  • エントリー用のチャート —  3分足   SR水平ゾーンを見つけるチャート —15分足
  • エントリー用のチャート — 4時間足   SR水平ゾーンを見つけるチャート —日足
  • エントリー用のチャート — 日足     SR水平ゾーンを見つけるチャート —週足

週足で100pip幅のSRゾーンを見つけたのであれば、エントリーのタイミングは日足で見つけます。また15分足で10 pip幅のSRを見つけたのであれば、3分足でエントリーします。そしてエントリーした後には、元の意思決定チャート(SRを見つけた時間足)に戻るといった具合ですね。

ぜひ複数の時間足チャートを使いこなせるようになってくださいね。

それでは今週もHappy Trading!

 


TORU_COCOSTA
TORU_COCOSTA

40代からの自由な時間と収益を作るトレード教育を行っています。ビットコイン / ゴールド / 外国為替 の取引方法が学べる「ココスタ」運営(受講生4,800名)。現役トレーダー / 米CMT検定1級保有 / ビットコイン研究所ライター / 株式会社ファム代表取締役。受講に関するご質問など、気軽にお問い合わせください。

    6 replies to "サポート・レジスタンスゾーンの見つけ方"

    • shimada

      管理人さんはあまり使われないという事でしたが、私は主に短期でやっておりますので、5分足などで、20PIPS程度を抜いていく場面において、特に注意していかなければならないことや、使える手法などありましたら紹介いただけたら嬉しいです。

      • 管理人

        注意点としては、やはり時間足を正確に使い分けるということだと思います。
        1時間足で相場の方向を見つける
        15分足でSRのゾーンを見つける
        相場がそこに来れば、3分足等でローソク形状からエントリーの意思決定をする

        こういった流れで考えるとわかりやすいかもしれません。
        こちらは以下ページビデオで詳しく説明をしています。
        http://fxkawasechart.com/2231
        ご質問、ありがとうございました。

    • taira

      ビデオ拝見しました。
      ありがとうございました。
      SR分析はテクニカル分析の中でも、アートみたいな感覚、試行錯誤しながら引いていくものであると、その通りだと思いました。
      繰り返し見させて頂きます。

    • taira

      連投させて下さい。
      ロケット発射台の事ですが、これのショートバージョンと言う物は存在するのでしぃうか?
      宜しくお願い致します。

      • 管理人

        もちろんです。
        わかりやすくするために発射台と表現していますが、下に向けて発射するのも同じで、上と下とが逆になるだけですが、ちょっとわかりづらかったかもしれませんね。。質問ありがとうございます。

    • shimada

      動画を繰り返し見て、今まで自分の中に無かった『サポート・レジスタンスという考え』を意識出来るようになったことで、何故相場がここで反転したりするのかが少しずつ見えるようになってきました。

      ただ、サポートとレジスタンスのラインを自分で引いていくと、数がどんどん増えていってしまうのですが、管理人さんは通常、何本程度のラインを引きますでしょうか。

      また、取引のフローを一連の流れで、管理人さんの実際のトレードにて(例えば、それが損切りトレードになったとしても、考えを知るという点で見てみたいです)、この場面ではこう考え、ここを見てエントリーした。目標地点はここを見て、ここに設定した。損切りはこうだからここに設定した。

      などの動画解説をしていただけると、より実践的な目線で、今までリリースされた動画を見ることができ、理解が深まると感じるのですが、一度ご検討くださいませm(_ _)m

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