テクニカルのポイントを分析し、相場もフィボナッチまで戻し、ローソクも反転サインを出しました。でも移動平均線がローソクをサポートしていない時はエントリーしない方が良いのでしょうか?

Yasu様から頂いた質問を抜粋してみます。

こんにちは。前にビデオを3本購入し、勉強しながらトレードをやっています。そこで1つ質問があります。

例えば、これから相場は下がると予想してて、フィボナッチのスイートスポットまで戻るのを待ったとします。上手く戻ってきて、ろうそく足もツツミ足やハラミ足を出しました。しかし、価格はまだ21、55の移動平均線の上にあります。こういう状況は結構あると思いますが、その場合はエントリーはやめた方がいいのでしょうか。教えていただけるとありがたく思います。

ご質問を頂いたような事例のチャートを貼り付けてみました。

相場がフィボナッチの地点まで戻しを入れて、ローソク足も反転の形状を出しているのがオレンジで囲った部分です。エントリーをしようにも、確かにローソク足の場所が移動平均線の上に位置をしています。

相場は下向きと見込んでいるのに、ローソクは平均線の上側にいるためにエントリーしてよいのか、迷ってしまいそうなチャートですね。

ここで大切なのは、「目の前のチャートが何を目的にした時間足か?」という点です。

チャートを分析するには、短期・中期・長期の時間を見る必要があります。短期のチャートはエントリーの場所を絞り込むために使い、相場の向きは長期で判断します。

移動平均線の主たる役割は、相場の方向を判断するツールとして使うものです。

先ほど出したチャートの図は1時間足なのですが、もしこの時間足を長期として使うスタイルなら、相場の向き自体を下と判断するのは危険な賭けになります。

逆に、1時間足を短期として考えている場合は、このチャートで出てくる移動平均線よりも長期チャートで表示された平均線とローソクの位置関係の方が大切になります。

試しに上の図内でオレンジで囲った部分を日足で表示すると下のような図になります。

マークされた部分は21の移動平均線下側にいることが見て取れます。

よって、「1時間足を短期として見る」トレーディングスタイルなら、このチャートはエントリーOKということになり、後はストップの場所を決めて、報酬比率から妥当なターゲットを求めて、投下ロットを決めて・・・という一連の流れにつながっていきます。

再度「迷いが晴れるトレーディングガイド」を視聴して頂き、時間足の組み合わせと、トレードの意思決定から最終のエントリーまでの流れを自分のものにしてくださいね。

それでは、Yasuさんのトレーディングライフが素晴らしいものとなることを願って、今週もHappy Trading!


佐々木徹 (ささきとおる)
佐々木徹 (ささきとおる)

40代からの自由な時間と収益を作るトレード教育を行っています。ビットコイン / ゴールド / 外国為替 の取引方法が学べる「ココスタ」運営(受講生4,800名)。現役トレーダー / 米CMT検定1級保有 / ビットコイン研究所ライター / 株式会社ファム代表取締役。受講に関するご質問など、気軽にお問い合わせください。

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