ビットコイン(BTCUSD)のETFには大した意味がないと思っていましたが、数字を見て考えが180度変わりました。
なぜなら、ETFを通じてビットコインとゴールドとが資金のキャッチボールをしていることが明らかになったからです。
価値を内包するハードマネー2大巨頭のビットコインとゴールド。
この外側に資金が逃げずに留まる意義は、果てしなく大きいと感じます。
ビットコインとゴールドの資金フローを比較してみる
ビットコインのETFが認可されてからの、ゴールドETFからの流出入をビットコインと比較してみたものです。
- ゴールドから抜け → ビットコインに流入
- ビットコインから抜け → ゴールドに流入
つまり、ETFが出来たことで、Fiat通貨であるドルに換金されず（実際はしますが）、価値がハードマネー内に残っているということです。
これは数字を見るまで分かりませんでした。面白いです。
法定通貨は国が消えれば紙くずになります
さてハードマネーって何という話ですが、価値が内包されている通貨のことです。
具体的には以下のような特徴を持つ資産をハードマネーといいます。
- 内在的な価値を持つ(消費や生産に使える)
- 供給量が限定されている
- 時間の経過とともに価値が失われにくい
- 高い流動性を持つ
代表的なハードマネーとして、歴史的には金や銀などの貴金属があげられます。比較的供給量の変動が少ないうえ、自身の需要や価値存続性が高いためです。
最近ではビットコインなどの暗号資産も、新しい形のハードマネーと位置づけられることがあります。流動性や需要が高まってきたことに加え、発行上限が決まっているなどの特徴が該当します。
逆にフィアット・法定通貨は国が消えれば紙くずになります。
画像は、地中から大量に出土した昔の法定通貨。当時は大金だったのでしょうが、いまじゃ通用力はありません。
法定通貨ガチホの結論は、もし歴史が繰り返すなら、画像と同じことになります。
あなたはどう思いますか？ぜひ下の投稿への返信で、考えを聞かせてください。
https://x.com/CocostaToru/status/1749064619967275029
時代は変わりますね。